yabusameyamaのブログ

野草を見続けて40年草花にレンズを向けて好きなように写真を撮る

我流・素人の生け花

今日の生け花、その前に思い出の花を紹介 第36回目 又、スミレの仲間に戻す。 スミレ(菫) ビオラ・マンジュリカ スミレの仲間にはスミレという名のスミレが存在する。 スミレの事をあまり知らない人はスミレの仲間をすべてスミレと呼んでしまうために混乱する。スミレに知識のある人はスミレそのものを学名の「マンジュリカ(満州の)」と呼ぶ。前回紹介してきたスミレの仲間は山のスミレだったが今回は里のスミレを …

今日のお茶を楽しむ

今日のお茶、その前に思い出の花を紹介 第35回目 ツルニンジン(蔓人参)キキョウ科科ツルニンジン属 山に生えるごく平凡な植物だが春の芽だし頃に分かる人は山菜に 詳しい人だろう。長いツルを伸ばして生育するが、この植物のある特徴を知るとすぐに生えてるのが見つかる。それは独特の匂いだ。 山歩きしていてこの植物に触れたり足が触れたりすると独特の 匂いを出すのですぐに見つけられる。山菜料理に利用できるが …

我流・素人の生け花

今日の生け花、その前に思い出の花を紹介 第34回目 ヤマエンゴサク(山延胡索) 前回のジロボウエンゴサクとよく似ているが山地でよく見られる。外見上で見分けるのは難しいが花のすぐ下にある苞と呼ばれる小さい葉がジロウボエンゴサクは細長いが本種は切れ込みがある山型。花はピンクからブルーまであり大変きれいな花。 しかし、株は弱々しい。隣県の滋賀県以西には区別が大変難しいキンキエンゴサクが生育するようだが…

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今日のお茶、その前に思い出の花を紹介 第33回目 ジロボウエンゴサク(次郎坊延胡索) ケシ科 キケマン属 面白い名前が付けられているが「次郎坊」は三重県伊勢地方の呼び名で子供の遊びでスミレを「太郎坊」とよび、本種を「次郎坊」と呼んでたことに由来するらしい。 「延胡索」はキケマン属でこの仲間の漢名。 春先地中から弱々しい茎を伸ばしその先にピンクか薄紫色の花を咲かせる。 地中に丸い球根を持つがこの球…

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今日のお茶、その前に野草を紹介 第32回目 少し面白い植物 ギンリョウソウ(銀竜草)ツツジ科ギンリョウソウ属 別名ユウレイタケ 通常これらの仲間は腐生植物と呼ばれ、地中のある種の菌などと共生しないと生きてゆけない。葉緑素は持たない。 この植物に初めて出会ったのは渓流釣りに出かけ帰りの山道で見つけた。 もう40年くらい前の記憶であるが当時としては初めて見る植物で何か分からず不気味さを感じたことを覚…

我流・素人の生け花

今日の生け花、その前に野草を紹介 第31回目 クサノオウ(湿疹の王)ケシ科クサノオウ属 低山などの日当たりのいい山道などによく見られる2年草。 30~80cmでケシ科独特の4弁の黄色いきれいな花をさ かせる。この花は開花寸前が一番の見ごろ。毛が一杯生えた皮をかぶりそれがはじけて黄色い花が現れる。 1度庭に植えてみたことがあるがこぼれ種でどんどん増えついに抜いてしまった。 クサとは漢字で「湿疹」と…

期待したい三谷幸喜ドラマ

鎌倉殿の13人 NHK大河ドラマが始まった。明智光秀は歴史上好きな人物だったので初めから最終回まで観た。しかし、昨年の渋沢栄一を扱ったドラマは観なかった。今回はタイトルも「おや?」と思わせるが三谷幸喜氏の作品なので展開が面白そうと期待してる。三谷氏の作品では現代版の「古畑任三郎シリーズ」も面白かったし、映画では「清須会議」も描き方が大変面白かった。さて、今回のドラマはどのように展開してゆくのか楽…

お茶を楽しむ

今日のお茶、その前に野草を紹介 思い出の野草を紹介 第30回目 ザゼンソウ(座禅草)サトイモ科ザゼンソウ属 前回紹介したミズバショウとよく似ておりミズバショウの白花 に対しこちらは赤紫色で少し地味。 両種はよく混生してることを見るがザゼンソウの方は必ずしも 水の中に生えることはなく、岐阜県奥美濃山間部の杉林の中で 群生しているのも見ているし、西美濃の山間部でも水のない所 で見ている。 形が面白く…

今日は・・・・・・

今日は野菜配りとお墓参り・・ その前に思い出の野草を紹介 第29回目 ミズバショウ(水芭蕉)サトイモ科ミズバショウ属 尾瀬の湿原に咲くミズバショウをうたった「夏の思い出」があるくらい日本では湿原の花として有名。日本では北海道から岐阜県北部までの山の湿原に群生し、春雪解けの頃に水の中に白い花を咲かせる。 この花を観るために湿原を訪れる人も多い。 岐阜県では白川郷から山に上った川合村天生湿原が有名。…

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今日のお茶 その前に思い出の野草を紹介 第27回 タニキキョウ(谷桔梗)キキョウ科タニギキョウ属 小さな可愛い花で全国の山の湿地や谷筋で普通に見られる。 群生することが多く少し離れた所から小さな花が目についいたのでミヤマハコベかな?と近づいてみると谷桔梗の可愛い花だった。住まいの近くの養老山脈の裾野の谷筋でよく見られる。桔梗と名前がつくが大変小さく1cmにも満たない。 あまりかわいいのでいつも見…

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今日のお茶 その前に思い出の野草を紹介したい。     第25回目。 キンポウゲ(金鳳花) 春先に山道で大群生した黄色い花を咲かせたウマノアシガタをよく見かける。 植物にあまり詳しくない方はこのウマノアシガタをキンポウゲと呼ぶ方が多い。 ウマノアシガタはキンポウゲ科の植物の1種ではあるが日本語の科のキンポウゲとは学名でラナンキュラスと書く。 ウマノアシガタの花弁は花びらではなくガクでキンポウゲ科…

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今日のお茶 その前に思い出の花を紹介したい。第23回目。 前回に続きスミレの仲間の紹介 今回も低山等の樹林などで見られるスミレ 斑入りシハイスミレ(斑入り紫背菫) 山の樹林の中や比較的日の当たる斜面などで見られる。 前回紹介したシハイスミレの葉に白い班が入った大変美しいスミレ。 今回掲載した斑入りシハイスミレは伊吹山東山麓の春日谷で撮影したもので美濃型と呼ばれる大変美しい葉をしている。落葉樹の斜…

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今日のお茶 その前に思い出の花を紹介したい。第21回目。 前回に続きスミレの仲間の紹介 今回は深山で見られたスミレ ミヤマスミレ(深山菫) このスミレは低山では見られないスミレで日本海側の深山で見られる大変きれいなスミレ。このスミレに初めて出会った時は大変感動したものだ。 1回目は白山中居神社の脇を流れる川の土手で数株お目にかかったが花は終盤でこのスミレに出あえたことに感動はしたがさほど美しいと…

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今日のお茶 その前に思い出の花を紹介したい。第19回目。 前回に続きスミレの仲間の紹介 ツボスミレ(ニョイスミレ)とミヤマツボスミレ 比較的山地性のスミレで大群生するのをよく見かける。 花は小さく目立たないが大群生するとよく目立つ。茎を長く横に伸ばす。 花色は一定ではないがおおよそ白地に紫色かピンク色が入る。 花弁が丸い亜高山から高山性のミヤマタチツボスミレもあるが両種の区別を言葉で書くのは簡単…

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令和4年明けましておめでとうございます。 新年早々のお茶。 その前に・・・・・・ 今朝はお屠蘇、お節、そして雑煮を食べて元旦のスタート。 毎日の恒例のモーニングコーヒーに出かける。今朝は未明に少し雪が降ったようだがほとんど積もることはなかった。 毎週ローテーションで海津市、養老町、愛西市の喫茶店5軒の店を回るがお正月営業してる店は2軒。養老町の店に行く。 今日営業してる喫茶店隣の大型スーパーで買…

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今日のお茶 その前に、少し花から離れて今年最後の日、 岐阜県の名所を一つ紹介したい。 白山への道と石徹白大杉 何故ここを紹介するか、実は次に続くスミレの花をここで見て いるから花を紹介する前にこの歴史ある地を1つ紹介しておき たい。 石徹白と書いて「いとしろ」と読む。今は岐阜県奥美濃の豪雪地帯であまり観光で訪れる人は少ないがスキー客はあるようだ。岐阜県中央部を流れる長良川に沿い国道156号線を北…

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今日のお茶・・・・ その前に思い出の花を紹介したい。第16回目。 今日は古典園芸の花を紹介したい。 変化朝顔 朝顔は丸い花? ここに紹介する朝顔は決して丸い花ではない。 朝顔に面白い遺伝子を持つものがあることを昔の人は見つけていた。 即ち、メンデルが遺伝の法則を見つける前より日本人は劣性遺伝を見つけていたのだろう。江戸時代には2度の大ブームを引き起こしている。 明治になり大輪の朝顔が好まれるよう…

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今日のお茶・・・・ その前に思い出の花を紹介したい。第14回目。 スミレの仲間を紹介したい。 タチツボスミレのきれいなピンク花 通常タチツボスミレは青色系か紫色系だが珍しいピンクの花を 1輪のみ見つけた。岐阜県根尾川沿いの山間部でタチツボスミレを撮影してたら偶然にも見つけることが出来た。 運がよかったんだろう。このようにきれいな色の花は二度と出あうことはなかった。 1度スミレサイシンの薄紫色の花…

我流・素人の生け花

今日の生け花・・・・ その前に思い出の花を紹介したい。第13回目。 スミレの仲間を紹介したい。 シロバナタチツボスミレ タチツボスミレの純白種。花弁から距まですべて白色で距に少 しでも紫色が混じればオトメタチツボスミレと呼ばれる。 タチツボスミレのように大群生する姿は見たことはないがもし かしたらそんな光景も見ることがあるかも知れない。 とにかくスミレは変化が多く大変難しい。タチツボスミレより …

今日のお茶を楽しむ

今日のお茶・・・・ その前に思い出の花を紹介したい。第12回目。 スミレの仲間を紹介したい。 ニオイタチツボスミレ タチツボスミレとよく似て日本全国の山地等で見られる。 よく似ているので区別がつきにくいがタチツボスミレより色は 濃く少し丸みを帯びているように感じる。最大の特徴はかすか な匂いがすることと花茎に微毛が見られること。 スミレの仲間のむつかしさはあらゆるスミレが自然雑交配は人為的に交配…