yabusameyamaのブログ

野草を見続けて40年草花にレンズを向けて好きなように写真を撮る

今日のお茶を楽しむ

今日のお茶
その前に思い出の野草を紹介したい。

    第25回目。


キンポウゲ(金鳳花)
春先に山道で大群生した黄色い花を咲かせたウマノアシガタをよく見かける。
植物にあまり詳しくない方はこのウマノアシガタをキンポウゲと呼ぶ方が多い。
ウマノアシガタはキンポウゲ科の植物の1種ではあるが日本語の科のキンポウゲとは学名でラナンキュラスと書く。
ウマノアシガタの花弁は花びらではなくガクでキンポウゲ科の植物はよく花弁が変化をするのが見られる。まれに野生の半八重化した花を見ることがある。しかし、運がいいと完全に八重化した花に出あうことがある。江戸時代の人はここ花を珍重し「金鳳花」と名前を付けた。
めったとお目にかかれないが何故か岐阜県最北部や福井県山間部で出あうことがある。
福井県農事試験場ではこの花に注目し園芸化したとの記事を見たことがあるが今は検索しても見つからない。
園芸種の外来種「ラナンキュラス・ゴールドコイン」とよく似ており混同する人も多い。
画像は岐阜県北部山間部で撮影した金鳳花。



一般に見られるウマノアシガタ


八重化した金鳳花



今日のお茶
お菓子
   海津市 あら重 「もみの木」


茶碗
   美濃陶祖12代 加藤景秋氏作
    志野茶碗




  北大路魯山人画
 「蕪絵鉢の図」


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