yabusameyamaのブログ

野草を見続けて40年草花にレンズを向けて好きなように写真を撮る

カメラ散歩

今日の生け花・その前にカメラ片手に・・・・



野に咲く花が好きでカメラを持って野に咲く花を撮影。
もう40年以上になる。貴重種として保護されているような花はあまり好きではなくどこででも見られる花が好きで気が向くとレンズを向ける。



    春の花を少し紹介。
          身近で見られる花(1)



日本タンポポ
全国どこでも見られるが最近は西洋タンポポに押され数を減らしつつある。


西洋タンポポ綿毛
西洋タンポポは今や年中見られる。綿毛を撮影するのは面白いがただ、綿毛だけ撮っても面白くない。そんな中、写真で「風」を撮れないか?と今回挑戦したのはこの写真。綿毛が風に飛ばられる一瞬を収めてみた。



オオイヌノフグリ
春の暖かい所ではブルーが鮮やかでよく目立つ。しかし、可愛そうな名前が付けられている「大いにノフグリ・即ち犬の睾丸」
それではかわそうときれいな「星の瞳」なる和名を考えた方がいたようだが残念ながらオオイヌノフグリの和名をつけた方はかの有名な牧野富太郎博士なのできれいな名前はあまり普及しなかったようだ。




カラスノエンドウ
何故カラスなのかは知らないが草地では他の植物にからみながら大群生している。花後には小型のエンドウ豆のような豆が出来る。更に1段小さい草にスズメノエンドウがあるがこちは地味で花も小さくほとんど目につかない。



コハコベ(ハコベ)
植物のことをあまり知らない人でも名前くらいは知ってる草。
畑地や草地、道路端など所変かまわず生えている。しかし、この仲間は案外多く名前を知っていても花を指してこれと断定できる人は意外と少ない。ハコベの仲間では花は比較的小さいが拡大してみると可愛い花と気づく。毛の多い物少ない物も所によっては多少違う物が見られる。


ジロボウエンゴサク(次郎坊延胡索)
ジロボウに対する言葉は太郎坊で太郎坊とはスミレのこと。
三重県が言葉の発祥地だそうで、子供がこのジロボウエンゴサクとタロウボウエンゴサク(スミレ)を絡ませてどちらが強いかと遊んだことが語源だそうだ。
ジロボウエンゴサクによく似た植物にヤマエンゴサクがあるがよく似ている。花の少し下に付く小葉の形が違う。この植物を掘ろうとすると大変。地下に丸い球根を持つが糸のように細い茎が深くまで伸びており切れることが多い。春、花を咲かせると6月頃には地上から消える。




ムラサキカタバミ
元々は観賞用に日本に持ち込まれた外来種。地下に球根を持ち駆除するには地下の球根を掘り出さないと茎をいくら引っ張っても球根から抜けるだけ。どこからか庭に侵入してくるが異常繁殖するカタバミとは違い比較的おとなしい植物でもあり、花もきれいなのでそのままにされてる方は多いと思う。よく似た物にイモカタバミがあるがこちらは雄しべが黄色いので区別がつく。




我流の生け花
我流で生け花を自分勝手に生け始めてもう50年近くになる。
流派に所属してないので目につく花は何でも使うが出来るだけ花屋の花は使わない。
野にある当たり前に見られる枝や花、庭に咲く花を使っている。
我流だからどんな生け方でも・・・だが、自分では1つのルールを作っている。
1,基本的には花材は1種のみか2種まで、まれに3種の時があ

  るが出来るだけ避ける。
2,奇数を基本とする。
3,引き算を基本にし、枝と花は落とせるだけ落とすし軽くす

  る。
4,花器にはこだわらない。使えるものは食器でも茶器でも何で

  も利用する。


今日の生け花
 紫蘭と紫蘭の昨年の蒴果
  花器 美濃焼伝統工芸士 

       小木曾教彦氏作 黒織部手付き向付

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