yabusameyamaのブログ

野草を見続けて40年草花にレンズを向けて好きなように写真を撮る

我流・素人の生け花

今日の生け花、その前に思い出の花を紹介
第34回目


ヤマエンゴサク(山延胡索)
前回のジロボウエンゴサクとよく似ているが山地でよく見られる。外見上で見分けるのは難しいが花のすぐ下にある苞と呼ばれる小さい葉がジロウボエンゴサクは細長いが本種は切れ込みがある山型。花はピンクからブルーまであり大変きれいな花。

しかし、株は弱々しい。隣県の滋賀県以西には区別が大変難しいキンキエンゴサクが生育するようだが花後の種子で見分けるらしいがまだ未見。長野県以北にはより美しいエゾエンゴサクが生育するが暑さに弱いので園芸店で購入しても暖地では育たない。





今日の生け花
庭の紫蘭の花後の蒴果を保存してたがどのように使うか思案していた。農協花売り場でまだあまり伸びていないフリージアを見つけたのでようやく生けることにした。
花器はもう20年以上前に岩手に窯をもっていた一生庵梵天(小松克丸)氏が岐阜市にあった近鉄百貨店で個展をされた時に購入したもの。一度も使うことなく倉庫に眠っていた「赤絵想月絵徳利」を花器として使ってみる。小松克丸は東京国立近代美術館の吉田構三氏の指導を受けて、全国の著名な陶芸家と交流しており腕は確かな陶芸家だった。


×

非ログインユーザーとして返信する