yabusameyamaのブログ

野草を見続けて40年草花にレンズを向けて好きなように写真を撮る

我流・素人の生け花

今日の生け花、その前に思い出の花を紹介
第36回目
又、スミレの仲間に戻す。



スミレ(菫) ビオラ・マンジュリカ
スミレの仲間にはスミレという名のスミレが存在する。
スミレの事をあまり知らない人はスミレの仲間をすべてスミレと呼んでしまうために混乱する。スミレに知識のある人はスミレそのものを学名の「マンジュリカ(満州の)」
と呼ぶ。前回紹介してきたスミレの仲間は山のスミレだったが今回は里のスミレを
紹介したい。しかし、この仲間は一筋縄ではゆかない。
雑交はや返り交配を繰り返すので中間の形を現すもののや、
20%~30%混じったものまで現れる。
雑交播種でもはっきり名前がついているものも多い。
今回のスミレ(マンジュリカ)は里のスミレの代表種。花の色は紫色で葉は鉾型で茎に翼がつくのが特徴。私の住む近くでは揖斐川堤防で大群生が観られが残念ながら堤防工事が始まりすっかり表土はめくり取られてしまった。ここには白いアリアケスミレとスミレとアリアケスミレの雑交配種のハリマスミレが観られたが次回紹介。




今日の生け花
国道を車で走っていると背の高いセンダンの木がやたらと目に付く。
昨年2回生け花に使った中々使いにくい素材。しかし、再度挑戦しようと高枝切で枝を切ってきた。車から見るのと木の下で見るのでは大違い。枝はずい分高い所にあり、高枝切でも
中々思うような枝は切れない。ようやく2本切り先ず1本を生けてみる。枝は太く単調。

実が多く左右にぶら下がっているので適当に落とす。先端の何もついていない枝も左右にあったが1本のみ残した。合わせた花はストックの少し派手なピンク花。


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