yabusameyamaのブログ

野草を見続けて40年草花にレンズを向けて好きなように写真を撮る

震源地へ何で行った?

前回、濃尾大震災の震源地を紹介したが
 「実は目的は別にあった」
毎年のことではあるが4月初めに震源地にある水鳥谷(ミドリ)へ行く。
目的はユキノシタ科ネコノメソウ属の仲間を見に行くこと。
県道を谷の入り口から200mほど北に行くと震源地の断層がある。


毎年ここのネコノメソウを見てきたが残念ながら今年は1種を見ることができなかった。
消滅したか?少し心配だ。



ヤマネコノメソウ
何処でも見られる平凡なネコノメソウ。


タチネコノメソウ


ボタンネコノメソウ

左にヒメヒダが1株



ヒメヒダボタン




コガネネコノメソウ




今年は確認することができなかった。消滅したか少し心配。
白花ネコノメソウ


この地から西の伊吹山の麓の春日谷へ行くとヒメヒダボタンと外見上はそっくりなキンシベボタンネコノメソウが見られる。又ボタンネコノメソウとそっくりだがガク裂片が赤いアカヒダボタンネコノメソウが見られる。


余談
ネコノメソウを観察後、林道の崖面を見ながらゆっくり車を動かしていたら突然車の前輪が「ガタン」。左前輪が崖から流れ落ちる水を谷へ流すために設置してある溜め桝へ落ちてしまった。全く動かなくなった。
同行してた女房は怒る、怒る。しかし、全く冷静で動じない私。
若い頃から山は慣れたものでこんなことは何度も経験したる。
助手席側の下が道路から10センチほど空いている。早速ジャッキを入れて前輪を持ち上げる。その上で、周りから大きめの岩を溜め桝に放りこんで岩とタイヤの間が数センチになった所で平たい岩を差し入れほぼ道路と高さを同じにする。ジャッキを外して車をバック。1発で脱出。まだご機嫌斜めな女房に「笑顔、笑顔・・・笑顔のお母ちゃんは素敵だよ、その他諸々・・・」
ようやく女房に笑顔・・・・帰りに喫茶店でコーヒー…これで一件落着。車を扱うのもうまいが女房のご機嫌取りもなれたもの。
女房は「JAF」を呼んだらと慌てるがここは経験が勝る。もっとひどい経験は何度もしてるからあわてない。

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