yabusameyamaのブログ

野草を見続けて40年草花にレンズを向けて好きなように写真を撮る

今日のお茶を楽しむ

今日のお茶、その前に思い出の花を紹介
第33回目


ジロボウエンゴサク(次郎坊延胡索) ケシ科 キケマン属
面白い名前が付けられているが「次郎坊」は三重県伊勢地方の呼び名で子供の遊びでスミレを「太郎坊」とよび、本種を「次郎坊」と呼んでたことに由来するらしい。
「延胡索」はキケマン属でこの仲間の漢名。
春先地中から弱々しい茎を伸ばしその先にピンクか薄紫色の花を咲かせる。
地中に丸い球根を持つがこの球根を掘ろうとするとシャベル等の道具がないと中々難しい。比較的地中深くに球根があり地上までは大変細い茎の為上手に掘らないと切れてしまう。球根の大きさは大きくても1cm以下。
よく似たものにヤマエンゴサク(次回紹介)が見られる。
ヤマエンゴサクは山地に多く、ジロウボエンゴサクは平地でよく見られる。




今日のお茶
お菓子
   海津 尾張屋常昌 「窓の光」


茶碗
赤膚山焼 大塩昭山氏作
       窯変茶碗



短冊絵
   小杉未醒(放菴)氏画


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