yabusameyamaのブログ

野草を見続けて40年草花にレンズを向けて好きなように写真を撮る

地震と断層

巨大地震と大きく動く断層
今年は正月早々能登で巨大地震が発生。又先日は台湾でも巨大地震が起きた。
東北の大地震以降地震の活動期に入ったといわれる。次はどこか?しかし地震の予想は現代科学をもってしてもほぼダメらしい。能登の地震では断層のずれは4mだったそうだ。本当かどうかは知らないがテレビでは断層は年に1mm動いているとか、4mだから4000年分とか。そういえば昨年のNHK「ブラタモリ」で我が町の海津が放映されたがその中で養老山脈の中腹にある江戸時代この地を治めていた高須松平藩の菩提寺があるがそこに養老山脈の古い地盤が露出している所がある。番組の中での説明では確か10年で1cm今でも隆起してると。ということは年に1mm隆起していることになる。


先日、天皇・皇室研究家で有名な所功博士の「日本武尊」の話を聞く機会があった。その時、配られた資料の中に日本武尊が愛知県熱田から伊吹山に向い病に倒れて醒ヶ井・養老・海津・桑名・四日市・鈴鹿を通り都を目指すが命を落とされた。その通られたであろうルートが書いた地図が添付されていた。しかし、その地図には海津周辺は海になっている。当然現在の木曽三川公園は海の中。
日本武尊が活躍した当時からおよそ2000年近く、先の計算からすると年1mmで2mは隆起していることになるが現在の海は桑名の南で海津はゼロメートル地帯。納得は出来る。

この養老山脈の麓には南北に養老断層が走っている。マグニチュード予想は6.0といわれるがいつ起きるかは分らない。



岐阜県では明治時代に国内最大の巨大地震が起きている。
濃尾地震(のうびじしん)
1891年(明治24年)10月28日に濃尾平野北部で発生した日本史上最大級の内陸地殻内地震(直下型地震)でマグニチュード8.0の巨大地震。上下6m、水平に7.4mのずれが生じた。

阪神大震災のおよそ11.2倍の規模


震源地は現岐阜県本巣市水鳥(ミドリ)周辺。
4月7日にこの震源地に行ってきた。直ぐ近くに有名な薄墨桜がある。


ここが震源地
画像中ほどが高いが元は前と同じ高さだった


手前の道路と石垣の上が元は同じ高さだった。上下のずれは6m

断層を掘り下げて目で断層を見ることが出来る記念館

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