yabusameyamaのブログ

野草を見続けて40年草花にレンズを向けて好きなように写真を撮る

花の名前

植物の名前と学名・その前に・・・・


あまり面白くない野球のルール
最近のエンジェルスの大谷選手の活躍は素晴らしい。日本人は打力ではアメリカ人には太刀打ち出来ないと言われていたが見事に打ち破った。以前は投手が多かったが最近は打者がメジャーリーグで活躍する姿が目立つ。大谷選手にはどんどん活躍してもらいたいが最近やたらと目立つ「申告敬遠」なる行為。以前は最低4球投げないと歩かせることは出来なかったが1球も投げることなく歩かせることが出来る。ルールがこうなっているから仕方がない?しかし、納得は出来ない。大谷選手のすごさを恐れ投手ではなく監督が敬遠を指示しているようだ。
どのチームの監督も負けたくはないからだろうが、投手自身はどうだろうか?出来ればまともには勝負したくないとは思うがその投手自身高給を得ているのではないか。初めから勝負を避けて逃げるルールがプロスポーツの世界にあるだろうか?どんなスポーツでも真剣に戦い負ければなぜ負けたかを真剣に考えて次回に備えるのではないか。初初めから勝負を避けて逃げる・・・・投手自身の技術の向上も望めない。ルールを改正し申告敬遠は1塁ではなく2塁まで進塁させる。
さて、これで解決?出来ないですね。申告せず打てないボールを4投げればいいだけ。いい解決策は見付からない。高給取りのプロ投手なら如何に今日打者を抑えるかをまず研究することが大切ではないか。今、アメリカでは少しづつ野球離れが進んでいるらしいが益々減るのではないだろうか。





植物の和名と学名
毎日どこかで必ず花を見る。名前を知ってる花、知らない花、知りたいと思えば誰かに聞くか今は便利でスマホで名前を調べられる。しかし、ほとんど日本語(一部はよく文字のまま)の名前が付けられている。しかし、この名前は日本だけに通じる「あだ名」のようなもの。例えば「タンポポ」といっても日本では通用するが外国に言っては別の名前で呼ばれてることが当たり前。
動物や植物の世界では共通の名前があり、それを「学名」と呼び唯一の世界共通の名前。しかし、学名は聞いても花好きの素人では全く言えない。私自身花好きではあるが学名が直ぐ言えるのは?と聞かれたら2つしかない。スミレの仲間「スミレ」と「コスミレ」くらい。スミレ好きはスミレという名の「スミレ」を
「スミレ」とは言わない。「ビオラ・マンジュリカ」と答える。
「コスミレ」は「ビオラ・ジャポニカ」この程度。
しかし学名は世界共通の名前であり大抵はラテン語で書かれている。
何故ラテン語?各国の言葉は時に言葉が変更されることがあるがラテン語は不変だそうだ。
今、朝ドラで牧野富太郎氏の生涯を「らんまん」で放映しており学名を付けるのに世界の専門誌をあたり大変苦労してる姿が描かれている。
ちょうど先週は新種の「ヤッコソウ」に学名を考えるシーンがあった。牧野富太郎氏は和名「ヤッコソウ」そして学名にMitrastemonn yamamotoiと付け発見者の山本一氏の名前を献名とした。属名のMitrastemonはMitra(僧帽状の)+stemon(雄しべ)のラテン語の合成語。又この先では日本原産のキレンゲショウマに槙野(牧野)と対立してる田邊教授(矢田部教授)が外国を頼らない日本独特の学名を発表する。学名表記も「Kirengeshoma」で和名も「キレンゲショウマ」だ。これは矢田部亮吉氏による日本独自の発表だったのか?ただ、キレンゲショウマは日本産独自の植物で1属1種と大変珍しい。その為だろうかラテン語を使わず(日本名のラテン語表記かも)日本名を横文字表記させた。
そこで学名についてのルールをマイクロソフトAIに聞いてみた。
回答は以下の様だった。
「学名には一定の規則があり、語構成要素が何語に由来しようとも、あくまでラテン語の文法に則ったラテン語形で表記されることが多い。属名についても、ラテン語化してあればどの言語でもよいとされていますが、できるだけラテン語を使用し、ラテン語化しにくい語は避けることが推奨されている」


身近で見る植物の和名とその学名について少し書いてみたい。


紫蘭



シランは庭植えなどでよく見るが和名が「紫蘭」
紫蘭の学名は「Bletilla striata Reichb. fil.」で、これが正式な名前。「Reichb. fil.」は Heinrich Gustav Reichenbach の略称です。
Heinrich Gustav Reichenbachは、1823年ドレスデンで生ま植物学者であり、19世紀の最も優れたドイツの蘭学者だった。



カラスウリ(烏瓜)


学名は「 Trichosanthes cucumeroides (Ser.) Maxim. ex Franch. et Sav. 」
カラスウリの命名者は、「セレノ・ワトソン」、「カール・ヨハン・マキシモビッチ」、「アドリアン・レネ・フランシェ」、そして「ポール・アメデ・ルドビック・サヴァティエ」の4人です。
セレノ・ワトソンはアメリカ人の植物学者です。カール・ヨハン・マキシモビッチはロシア人の植物学者です。アドリアン・レネ・フランシェとポール・アメデ・ルドビック・サヴァティエはフランス人の植物学者です。
カール・ヨハン・マキシモビッチは東大を追われた槙野(牧野)が頼ろうとしたロシアの国際的植物学者。



キンミズヒキ(金水引)




黄色い花が穂状につき花1つ1つを見ると大変かわいい。好きな花で払うが花後が厄介な植物。通称「くっつき虫」と呼ばれるように衣服によくつく。取るのも厄介。庭では生け花に使うので鉢植えにしてるが花後はすぐに花穂を切り取る。種が飛び散ると厄介なので。
キンミズヒキは日本の固有の植物なのか「日本」の名前が付けられている。学名 はAgrimonia pilosa var. japonica 命名者は、Miq. と Nakai の共同名になっている。
Miq. は、フリードリッヒ・アントン・ヴィルヘルム・ミクェルでオランダの著名な植物学者で、Nakaiは、東京大学教授、小石川植物園長、国立科学博物館長を務めた中井猛之進
氏。



ヨメナ(嫁菜)


ヨメナは昔から呼ばれていた名前と思っていたらどうやら違うようだった。ヨメナとノコンギクはよく似ている。外見上で分からない時は舌状花を1枚抜いてみれば区別がつく。ノコンギクには細い冠毛があるがヨメナにはない。
ヨメナは日本の在来種で学名は Aster yomena 、本田正次氏が1937年に命名しましたとある。

学名の小種名に「yomena」が記載されている。これも日本名をラテン語表記にしたものだろうか? Asterは「アスター」でキク科の植物に国内でよく使われる。
ヨメナはキク科シオン属の多年草で、別名ウハギ、オハギ、ヨメノサイ、カンサイヨメナ等。日本では万葉の昔から親しまれており、若芽を摘んで食用にされてきた。
本田正次は、日本の植物学者で、東京大学の名誉教授で、史蹟名勝天然記念物調査委員や文化財専門審議会専門委員など歴任。また、昭和天皇の植物研究の相手も務めた方だそう
だ。

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