yabusameyamaのブログ

野草を見続けて40年草花にレンズを向けて好きなように写真を撮る

比叡山へ

久しぶりに比叡山・律院へ
昨日は尾張旭に住む長女夫妻が自宅まで車で迎えに来てくれて比叡山・律院まで行く。この時期期は珍しく快晴で気温も高く暖かだった。自宅から名阪・新名神・名神と走り1時間半ほどで到着。最後に行ったのはコロナ前だったので4年ぶり位だろうか。律院は千日回峰行者叡南(旧名内海)俊照大阿闍梨(私と同い年)が住職を勤めるお寺で、叡南阿闍梨がまだ内海俊照名で無動寺谷明王堂で修行中で30代の頃から毎月通っていた。千日回峰萬行され12年の籠山を終えて坂本本町の戦後初めて千日回峰を萬行され、叡南俊照大阿闍梨の師匠でもあった叡南祖賢氏が居られた律院の跡を継がれて山を下りられた。名前を内海から叡南の名を継がれた。
律院では特別な日を除き毎日11時と2時に護摩行を行われ多くの参拝者が来られる。ちょうど10日と11日は晋山記念の大護摩日で叡南師のお弟子さんで修行中の方も山から降りられて来ておられた。
律院に到着するとすぐにご挨拶に伺う。娘夫婦と同行した孫を紹介。


坂本本町の中心、奥の突き当りあたりが叡山ケーブル乗り場


律院正面入り口で長女と孫


明王堂での修行中とほとんど変わっておられない


少し昔話をしていてすぐ横に座っておられる方の顔を見たら見覚えがある方。昔、昭和天皇が危篤になられた時に毎朝状況をテレビで放映されてたNHKのアナウンサーで後に高知県知事になられた橋本龍太郎総理の弟の橋本大二郎氏ご夫妻ともうお一方若い方が居られたのでご子息だろう。
護摩堂へ向かう途中で護摩木に祈願を書く。


萬行し阿闍梨となると袖の紐は赤、修行中の僧は黒
護摩堂はこの少し奥にある
護摩を焚かれる時には顔近くの温度は50度位になるそうだ


この日は特別大護摩の日なので境内には多くの方が来ておられた。
護摩堂もいつもと違い周りの戸はすべて外され外にはテントと椅子が多く準備されておりざっと見ただけで軽く200人は超えているようだ。いつもの護摩なら40分ほどで終わり座敷で参拝者全員お膳でお昼をいただくが今日は1時間以上かかりその後は阿闍梨さんとお弟子さんによる参拝者全員にお加持が行われた。終了すると参拝者全員に記念品とお弁当やお菓子が渡された。



護摩堂 いつもは戸は閉められているが戸がすべて外され、後ろ
と横には大きなテントが張られそこで参拝


律院を出てからすぐ近くにある400年以上続く蕎麦の名店「鶴喜蕎麦」へ。さすが最近はテレビでも取り上げられるからか店の前には多くの人が順番を待っておられた。店前には交通整理をするガードマンも居られる。しばらく待って呼ばれ離れへ案内される。この離れは相当前に入ったことがあるが昔と大違いできれいな部屋に改装されていた。
娘たちは天ぷらソバを注文、私が鴨南蛮を注文した。



店舗と離れの間にある中庭



1日中快晴で暖かくいい参拝日だった。4時前には自宅まで送ってもらった。

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