yabusameyamaのブログ

野草を見続けて40年草花にレンズを向けて好きなように写真を撮る

我流素人の生け花

今日の生け花・その前に・・・・・
  (お茶はしばらくお休み)


21年前に書いたブログ「自然に学ぶ」から



2001.08.04
わさび

山葵と書いてわさびと読ませる。山葵の名産地といえば伊豆と長野でいずれも水のきれいなところ。山葵は清涼な気候と清流にしか育たないと思われがちだが意外と環境に適応性がある。我が家にはプランターに矢作の川砂だけで全く植え替えもせず20年以上育っている。山歩きをしていて山葵にはいたるところでお目にかかる。春日谷では道路に生えているのがみられた。ただ、あのすりおろして使う大きな根はやはり冷たい清流が必要なのだろう。山菜を採りに行った折、時々山葵の葉を持ち帰る。山葵の茎は縦の繊維が強いので刃物が必要だ。料理方法は人によって違う。5センチ程度に切って熱湯をかけ三杯酢につける人、一旦塩もみをして熱湯をかけて鰹醤油で食べる人、それぞれやり方が違う。私の場合は5センチ程に切ったものを軽く塩で揉んで水洗いし蓋の出きる容器に入れ、沸騰させた三杯酢を上からかけてそのまま蓋をしてさめるまで待って食べる。場所によって独特の辛味が出ない物がある。我が家の山葵は毎年忘れることなく白い花を咲かせる


ワサビの画像は残してなかったが
  ワサビと名の付く「ユリワサビの花」






追記
ワサビ栽培で有名なのは伊豆だが生産量が一番多いのは長野県らしい。栽培方法は地形などの性か違うらしい。
擦り方により辛みも違う。誰が考案したか知らないが寿司にワサビを抜くと味が全く違うものになってします。西洋料理にもワサビは使われるが少し違うわさびで畑で栽培されるものが使われることが多いようだ。
ワサビは一般には酒粕に漬けたワサビ漬けが有名だが、もう20年以上前になるが写真仲間と長野県に撮影旅行に出かけた。松本には有名な「鯛満」というレストランがあり仲間に1人が常連で予約しておいてくれた。時間が少し早いので松本城近くに有名なワサビ漬けの店があると案内された。店主はなかなか頑固者らしく確か初めから容器に入れての販売ではなく注文すると購入分量を容器に入れてくれる。店主からへらに乗せたワサビ漬けを少し差し出された。そして「早く口に入れよ、風味が逃げる」といわれた。そして注文すると「いつ食べる」と聞かれる。漬かり具合により食べ頃が違うのだろう。さすがこだわりの店だった。


今日の生け花
美男カズラ2杯目
今回も下に下げずに斜め上向きに枝を使い途中の枝に空間を作り枝の線を出して生けてみた。我流ではあるが1つのこだわりがある。木を使う時にはその枝の線の美しさを出来るだけ見せるように使う。前回も葉は3枚残したが今回も3枚残した。私のこだわりのもう一つは奇数。合わせた花はアカバナイソギク。


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