yabusameyamaのブログ

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裏金騒動の結末

派閥挙げての裏金作り‥何か尻切れトンボ
派閥の会計責任者は一切自分で責任を負う忠臣か?
この件について徳川3代将軍家光公の忠臣松平信綱を引き合いに出した記事が中日新聞「中日春秋」に掲載された。



自民党を揺るがした今回の裏金問題、どうやら騒いだ割には政治家の先生の逮捕・起訴は思ったより少なかったようで特に清話会の大物議員たちは一人もなしで7人衆はほっとしてるだろう。


岸田総裁の今年秋の再選はほぼないと思われていた。しかし、ここへ来て大博打を打って出た。自らの派閥を解散宣言。しかし、決断が遅い。もっと早く解散を宣言すれば相当効果はあったとおもう。二階派も追随。本元の清話会(安倍派)は若手が半ばクーデターのような形で解散に追い込まれる事態に発展したが当然の結果だろう。
しかし、これに納得できない麻生氏と茂木氏は反発。とにかく何も出来ないと思われていた岸田氏が大混乱に持ち込み秋の総裁選に再選される芽を少し残せたのだろう。今までなら各派閥単位で動いていたのがこの団体行動のたがを外せたのだから第一段階は成功し表立っての岸田下ろしはやりにくくなっただろう。
次は第2段の「政治資金規正法」の改正がどうなるか。今までのやり方では世論の反発は激しく、今までのように議員の都合のいいような改正は難しいだろう。
今回は会計責任者が責任を問われることになったが果たして会計責任者がすべて決めてたのか?清話会は会長と会計責任者が決めていたと現幹部達はは口裏を合わせたように逃げた。
果たして100人近い大所帯の金を会長と会計責任者だけで決められるか?誰も信じないがお二人の会長が故人となられてはもう追求しようがない。起訴された会計責任者がすべての責任を負って幕引き。しかし、表面上は終わったがまだある。検察審査会だ。
安倍派の責任をすべて負う会計責任者が取り調べの中でどのような自供をしてるか?
この自供次第で他の幹部を承知してたとの自供が有れば恐らく安倍派幹部を起訴まで持ち込むのではないか。
毎週末にマスコミは世論調査を実施してるが不思議なことに自民党の支持は高く、野党は伸びない。それだけ野党に政権を任せられないと国民は見ているのかもしれない。


「規正」と「規制」
現在は「政治資金規正法」ではあるがこれを「政治資金規制法」に変えたらどうかという
記事が読売新聞「編集手帳」に掲載された。



Microsoft Bing に聞いてみた。
「政治資金規正法」は、日本の法律で、政治家や政治団体が取り扱う政治資金の規正について定めています。この法律は、政治団体や公職の候補者による政治活動に伴う資金の扱いおよび流れを透明化するルールを定めています。


一方、「政治資金規制法」という法律は存在しません。しかし、「規制」は一般的には、特定の行為や活動を制限または禁止するためのルールや法律を指すことが多いです。したがって、「政治資金規制法」という名称の法律が存在した場合、それはおそらく政治資金の使用や取得をより厳しく制限または禁止する内容を含む可能性があります。

回答は以上の様であったがその他に「法律を作らねばならないがその内容次第」と。


今月末までには自民党の改正案が出てくるが国民が本当に納得できる案が出てくるか。
所詮はキツネとタヌキの騙しあい、必ずお互いの抜け道を作っての改正案だろう。

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