yabusameyamaのブログ

野草を見続けて40年草花にレンズを向けて好きなように写真を撮る

諦めないことが大切

庭の花  
咲かなくなった「黄花八重クチナシ」
2018年撮影




咲き始めから次第に黄色く変化




諦める心は捨てよう・・・
庭に大きめのクチナシがあり毎年沢山の花を咲かせてくれた。
ところが3年ほど前から蕾に数ミリのこぶが出来るようになり
開花することなく落下するようになった。色々農薬を散布したが
変化はなく花が観られなくなってきた。今年も多数の蕾を付けたが開花はなし。ネットでこの症状を調べても分からない。




そこでネットでの質問コーナーへ画像を投稿して意見を求めた。
回答は色々出てくるがその回答をネットで詳しく調べる。今はネットでの検索でこちらの聴きたいことを具体的に書く。30秒程度でAIがネット上にあるデーターを探し出し回答をしてくれる。


病名とか虫ではとか色々意見は出るが一つ一つこのAIを使い調べるが納得出来る答えは出ない。そこで今度はNHK趣味の園芸のコーナーで質問するがこれはと思える回答は出てこなかった。


農薬の専門業者ならばと日本の農薬製造・販売の大手の会社へ画像を付けてメールで質問してみた。しかし、その会社でも検討いただいたが分からない。そこから「岐阜県農事試験センター」を紹介された。
そしてここへ画像を送り質問してみた。すぐに蕾や周辺の葉を送ってくださいとの返事。庭のクチナシに残っていたこぶの出来た蕾や周辺の葉を送付。
すると、すぐに返事のメールが来た。「症状の部位を顕微鏡で観察した結果、糸状菌(カビ)の一種であるクラドスポリウム菌が観察され、病害による症状と考えられます」で過去にこのクチナシについて記載された本を2冊紹介していただきその中に同じ症状の記載があるとの回答。そして対応農薬を教えていただいた。ようやく悩みは解決出来そうで多分来年は花が見られるだろう。1時は諦めて苗を撤去まで考えたが諦めなくてよかった。諦めるのは最後の最後でいい、やれることは何でもやる。

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