yabusameyamaのブログ

野草を見続けて40年草花にレンズを向けて好きなように写真を撮る

今日のお茶

今日のお茶・その前に・・・・


読売新聞1月19日の「編集手帳」から


この日の記事は落語「居酒屋」から始まる。

居酒屋を訪れた客が次々難題をふっかける話から東電の元会長ら元役員に対する大津波の予想判断等に対する高裁の判決が出たことに関する記述。
「無罪判決」だが、これと初めの無理難題の落語との対比。
少し考えさせられる東北地震と津波による東電原発問題だが大津波はどこまで予測したらいいのか?本当に彼らに大津波に対する防御対策が出来てたかどうか。実際にどの程度の大津波が来るかを予測するのは実際に被害が出てみないと難しい問題だろう。さて、この判決と落語の関係は?この居酒屋落語と判決を関連させるが少々難解。落語は落語で楽しみたい。
大変面白い落語だ。



落語「居酒屋」のあらすじ


縄のれんに-油樽、切り回しているのは番頭と十二、三の小僧だけという、うらぶれた居酒屋に、湯の帰りなのか濡れ手拭いを肩に掛け、ドテラに三尺帯という酔っぱらいがふらふらと入ってくる。

むりやり小僧に酌をさせ、「おめえの指は太くて肉がいっぱい詰まってそうだが、月夜にでも取れたのか」と、人を蟹扱いにしたりして、からかい始める。

「肴はなにができる」と聞かれて、小僧が早口で、「へえい、できますものは、けんちん、おしたし、鱈昆布、あんこうのようなもの、鰤(ぶり)にお芋に酢蛸でございます、へえーい」
と答えるのがおもしろいと言って、「今言ったのはなんでもできるか?」「そうです」「それじゃ『ようなもの』ってのを一人前持ってこい」

その次は、壁に張ってある品書きを見て「口上てえのを一人前熱くしてこい」と言ったりして、小僧をいたぶる。

そうかと思えば、「とせうけてえのはなんだ」と聞くから、小僧が「あれは『どぜう汁』と読むので、濁点が打ってあります。イロハは、濁点を打つとみな音が違います」と言うと、「それじゃあ、イに濁点が付けばなんと読む、ロはどうだ、マは?」と、点が打てない字ばかりを選んでからかう。

今度は「向こうの方に真っ赤になってぶら下がっているのはなんだ」と聞くので、「あれはゆで蛸です」と答えると、「ゆでたものはなんでも赤くなるのか、じゃ猿のお尻やお稲荷さんの鳥居はゆでたか」と、ますますからむ。
しまいに、「その隣で腹が裂けて、裸になって逆さまになっているのはなんだ?」「あんこうです。鍋にします」「それじゃ、その隣に鉢巻きをして算盤を持っているのは?」「あれは番頭さん」「あれを一人前持ってこい」「そんなものできません」
「番公(=あんこう)鍋てえのができるだろう」・・・・・・・


文章で書けばこんなものだが落語では実に面白い。



今日のお茶


海津市新春茶会
コロナの為2年行われなかった海津市主催の新春茶会
表千家と裏千家が交互に行う


今年は裏千家が担当で、女房が以前習ってた先生が担当
今年はコロナの影響で人数を制限し招待客のみ
先生より招待状をいただき午後の席に夫婦で出席
今年は事前にコロナ関係のチェックが行われた。








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