yabusameyamaのブログ

野草を見続けて40年草花にレンズを向けて好きなように写真を撮る

我流素人の生け花

今日の生け花・その前に・・・・・


昭和58年岐阜新聞「素描」に書いたこと。第6回目
私の大好物の琵琶湖の「鮒ずし」について書いたが鮒ずしは寿司の原型のなれずしで自然発酵させたもの。なかなか食べられない人もいるようだ。当時比叡山へは毎月お参りに行っておりその帰りには色々な店を探して購入していた。鮒ずしを普通のお寿司と勘違いした友人が購入して箸でむしろうとしたがダメで結局私のところへきたこともある。私は2mmほど薄く切りお茶漬けにするのが一番好きだった。
岐阜市南部には「鮎街道」という名残があるが江戸時代には長良川で捕れた鮎をなれずしにしてこの街道を通り将軍家に献上されていたらしいがこの文を書いたころにはほとんど知ってる人はおらず、わずかに鵜飼の鵜匠に伝承されていた。
当時鵜匠ととして活躍されておられた故山下善平氏に作り方を教えていただき、わざわざさわらの木で桶を作ってもらい、落ち鮎のシーズンになると長良川の漁師に鮎を譲ってもらい作っていた。

最近はどうやら岐阜市の名物として復活したらしく鮎の甘露煮などを販売する店で「鮎寿司」として販売されるようになった。
さて、どちらがおいしいか?やはり鮒ずしには叶わないだろう。




今日の生け花
野の花のない時期は椿に頼らなければならない。
庭の極小輪の椿「一子侘助」を使う。
合わせる花は今の時期はやはり水仙か?
まだつぼみの水仙を使う。


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