yabusameyamaのブログ

野草を見続けて40年草花にレンズを向けて好きなように写真を撮る

今日のお茶

今日のお茶・その前に・・・・


老舗旅館のお家騒動?
昨日は岐阜の祖父・祖母と両親のお墓参りに行く。
その後、市内の金神社で元県議会議長主催の憲法を学ぶ会に出席だが少し時間があるので友達が経営してる喫茶店へ寄る。
話をしてたら今朝来た「週刊新潮」に日本トップの和倉温泉「加賀屋」にお家騒動の記事が出てるよと教えられた。早速読んでみたら元社長の相談役小田禎彦が代表に復帰し、息子の社長が今月末に辞任するとの記事で、お家騒動勃発か?との記事だった。これは初耳。
実は女将の真弓さん(相談役夫人)は私のいとこ(私の父の妹の次女)に当たり今年久しぶりに自宅へ電話があり「元気」と聞いたら「孫と遊んでて転び大腿骨を骨折し今療養中」との返事だった。世間話を少しした後「実は主人があなたに少し聞きたいことがあるらしいので携帯の電話番号を教えて」ということで電話番号を教えておいて電話を切った。
しかし、1ケ月くらいなんの連絡もなかったが携帯ではなく自宅の電話に禎彦さんから電話が来た。私より3歳ほど上だがいたって元気でこれから新しいことを始めたいので少し教えてほしいことがあるとの話だった。こちらはもうリタイアしてるのにまだまだやる気があるんだなぁと思っていたがどうもその頃には息子と経営方針の意見対立が生じていたようだ。加賀屋はプロが選ぶ旅館の常にトップで昨年は2位に落ちたらしい。そのあたりから経営方針の対立が生じていたのかもしれない。長男はアメリカのホテルで勉強しておりアメリカ式のやり方を取り入れたかったようだと新潮には書いてあった。
加賀屋の女将はいとこで長女のA子さんが中女将、息子の嫁さんが若女将と呼ばれていた。5月に経営権を得た芦原温泉の「つるや」に若女将は移りり、退任する息子の現社長はこちらに専任するらしい。
真弓さんと禎彦さんのなれそめは大学が同じでそこで知り合ったようで真弓さんの父親(私の父親の妹婿)は当時日本交通公社(現JTB)の専務で二人が結婚する前に両親と一緒に我が家に報告に来られた。私の父親はあのお嬢さんの真弓さんが旅館の女将が務まるだろうか?と疑問視してたが当時の大女将にしっかり仕へ、仕込まれて立派な女将に成長された。
大変加賀屋で驚いたことがある。大女将が亡くなられたときに通夜・葬儀が営業をしている旅館の中で行われたが営業にほとんど影響することなく執り行われたのにはさすが加賀屋と感心した。
私には関係ない話だが禎彦氏は高齢での代表に復帰だがその先の経営は誰がやるのだろか?先が少し心配ではある。中女将の長女の旦那さんは元銀行員で今は加賀屋に入っておられるのでこの方にたくすのかな?




今日のお茶
お菓子
   桑名 花乃舎 「銀杏餅」



茶碗
   美濃焼伝統工芸士 小木曽教彦氏作
    織部黒茶碗
   人間国宝 加藤卓夫氏箱書き




消息
  寛永の三筆の一人
   松花堂昭乗




読み
猶々めてたく存し申候
御内へ御意よろしく可得候かしく
猶御祝短尺ニ書付申候
先日薫染忝候男子
御誕生之旨千秋万歳目出度存候
さそゝゝ可爲御満足と御心中
同前ニ此方まても悦申候御祝之大
餅五ひめたちへめてたく
大勢祝申候いつれ御悦可申上候も
此中十日斗も在京仕御返事
さへ延引之躰ニ候へハ何か同所とも
つとひ候まゝ今少之後ニ参候て
万ゝ可申伸候廣嶋より到
来有之候間栗薛一組進献申候
諸事期面後節候 頓首 
      廿七日  
           花押

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