暗い幕開け
２０２４年明けましておめでとうございます。
初詣は三重県多にある北伊勢神宮・多度大社へ出かけるが３ケ日は大変混雑するので１週間は空けることにしている。
朝は近くの八幡神社へ参る。

その足で南濃町志津の養老山脈麓にある「十二相神社」へ参る。

そこから女房の両親の眠るお墓へ参拝。お墓の裏は志津谷桜並木で今は落葉し巨大な宿り木が異様な姿を見せている。いつをカラー写真で撮影するが年末からモノクロ写真を少し始めたのでちゅいい被写体などで撮影。モノクロの方が不気味に感じる。

その後、枯れ花等をモノクロ撮影して国道２５８号線へ出る。最近にない快晴で伊吹山がきれいに見えるので今度はカラー撮影したがレンズが望遠でなく３２ｍｍのマクロなので少々さみしい写真になった。

昼過ぎ自宅へ帰りたくさん撮ってきた写真をパソコンに入れて整理しながらテレビ見てたら「緊急地震速報」何処？・・・能登半島・・・十数秒していきなり激しく揺れ始めた。
このような揺れは東北大震災以来の経験。これほど揺れるなら相当の地震だろうとテレビの速報を見ると能登半島・震度７。そして、大津波警報。表示は５ｍと表示されている。
津波の恐ろしさは東北大震災でいやというほど見せつけられている。
ＮＨＫに切り替えると女性アナウンサーの「直ちに避難してください」と悲痛な叫び声で繰り返している。
頭をよぎったのはいとこが能登半島の中間の七尾湾に面した和倉温泉に「加賀屋旅館」を経営している。人気のある旅館で恐らくコロナ明けの初めてのお正月で数百人の宿泊客がおられるのではないだろうか？
思い出したのは東北大震災の２週間も経過してない時に加賀屋に女房の母親を連れて行ったこと。大震災の前に予約してあったが関東地方の方は自粛してキャンセルが多かったようだ。


ニュースでは輪島の状況や七尾などは少し情報が出てくるが和倉温泉に多くの観光客がおられたと思うがそちらに情報はまったくわからない。
４時少し過ぎたあたりで夕食前でどの旅館も大変な混乱が起きているだろうとは想像はつくがあえて連絡するのはかえって迷惑をかけるのでただ無事なことだけを祈る。


大変に年の始まりとなったが当地には必ず来るといわれる東南海地震が少し早まるのではという不安。当地の予想震度は６程度といわれている。
一昨年はコロナに振り回され、昨年は猛暑に悩まされた。
さて今年はどうなるか？何か不気味な年の始まりを感じた。