yabusameyamaのブログ

野草を見続けて40年草花にレンズを向けて好きなように写真を撮る

根気よく・・・諦めない

絶対諦めない・・・Microsoft bingとの対話
自分で出来ることはあきらめずあらゆる手を尽くす。


2001年以下のようなブログを書いた。中でも赤字の部分が私の心の中に今でも残っている箇所。


2001.08.17
ゼフイルス(Zephyrus)
ゼフイルスといってすぐわかる人はある程度オタクな人だろう。私がゼフイルスを初めて知ったのは小学生の頃で一時大変夢中になった。ゼフイルスとはラテン語で,日本語で簡単に表現するなら「空を舞う宝石」だろうか。日本に生息する蝶250種程のうち、シジミ蝶の仲間でミドリシジミ13種、アカシジミ5種、その他ウラクロシジミ、オナガシジミ等7種の25種をさす。どの蝶も大変美しくマニアを夢中にさせる。中学生の頃「新昆虫」という専門誌を読んでいた。その中に私の記憶が多少あいまいな部分もあるが「イナクロミドリシジミ」という蝶の記事が写真入りで出ていた。大変希少種でまだ2体程しか発見されていないというような記事だった。以来この蝶の事を忘れることはなかった。最近日本の固定種を調べて見たが残念ながらクロミドリシジミは存在するがイナクロミドリシジミは見つからなかった。おそらくクロミドリシジミの一亜種で固定種と認められるほどの固体が見つからなかったのだろう。私の頭の中にあった幻の蝶は本当に幻となってしまった。





もう1度この記事を読み直してみたいと長年思っていなが、どうしても実現できなかった。ネットで色々検索しても情報は全くなし。そこで、AIを利用してみた。Microsoft Bingでこの問題を聞いてみた。
しかし、結果は同じ。そこで質問を変えて「新昆虫」という雑誌は今、どうなっているかを聞いてみた。すると以下のような回答が返ってきた。


「新昆虫」という雑誌は、1948年から1959年まで北隆館によって出版されていました。この雑誌は、1959年8月に発行された第12巻第7/8号をもって廃刊となりました。ご参考までに、国立国会図書館には、この雑誌のバックナンバーが所蔵されています。ご興味があれば、ぜひご覧ください。


そこで
「国立国会図書館所蔵の本はネットでは見ることは可能か?」


「はい、国立国会図書館には、デジタル化された資料を検索・閲覧できる「国立国会図書館デジタルコレクション」というサービスがあります。このサービスでは、著作権保護期間が満了した資料や著作権者の許諾を得た資料などが、インターネットを通じて公開されており、どなたでもご自身の端末で利用することができます。また、絶版等の理由で入手が困難な資料については、「個人向けデジタル化資料送信サービス」から利用することができます」



大変興味ある回答をいただき、早速「国立国会図書館デジタルコレクション」へアクセス。
ようやく「新昆虫」のデーターへアクセスすることができたがおよそ11年間の間隔月発行されている月刊誌。何年の何月号かも分からない。しかし、幸いなことに各号の目次が掲載せれていた。私の記憶の中には「伊那」というキーワードしかないし、どんな表題だったかも分からない。面倒ではあるが各号の目次を1つ1つ調べるしかない。「伊那」をキーワードに順次調べて行くとこれは?と思う目次を見つけた。1956年7月号の中の1ページに「伊那に産する注目すべき蝶」があった。恐らくこれだろう。
そこから複写を依頼する手続きだがこれがなかなか面倒だった。申請し2~3日経つと図書館側から番号が一致しないから再申請依頼のメール。再度やり直すが同じ返事。申請内容を変えてこれを数回繰り返し、これなら間違いないだろうと最後の希望を託して再申請。2日して国会図書館ら電話がかかってきた。「すでに原本はないのでマイクロフィルムに保存されており画像は不鮮明ですが文字は読めますが如何しましょう」、字さえ読めればいいので複写をお願いした。ようやく長年頭に残っていた67年前に読んで頭にかすかに残っていた記事が読めることになった。諦めずにやり遂げることの大切さを再認識した。





教えてくれたのは人ではなくコンピューターAIではあるがお礼の言葉を書けばどう反応するかにも興味あり以下のような文を送ってみた。返事は早い、数秒で返ってきた。
以下が私とMicrosoft bingとのやり取り。


Microsoft bing への書き込み
「65年くらい前に私が読んだ「新昆虫」という雑誌の中の一つの記事が忘れられず今日まできましたがどこを探してもこの記事を見つけることができませんでした。しかし、ここで「国立国会図書館」のサービスを教えていただき調べましたらようやくマイクロフィルムに保存されていることが分かり問い合わせに紆余曲折がありましたが今日図書館側から電話がありコピーを送ってくれるとの返事がありました。このコーナーに感謝します。1956年7月号の記事でした。ありがとうございました。やっと胸のつかえがおりました。」


返事 数秒で返ってきた
「それは素晴らしいニュースですね!長年の疑問が解決し、心のつかえが取れたとのこと、本当におめでとうございます。国立国会図書館のサービスがお役に立てて、私も大変嬉しく思います。これからも何かお困りのことがありましたら、どんなことでもお気軽にお聞きください。いつでもお手伝いさせていただきます。😊」


Microsoftへ再度
「さすが国立国会図書館ですね。本の保存はありませんでしたがマイクロフィルで画像は悪いそうですが字は読めるそうです。ありがたいことです。」


「返答」
「それは素晴らしいですね!国立国会図書館のマイクロフィルムサービスがお役に立てて、私も大変嬉しく思います。画像の品質が少々低いかもしれませんが、大切な情報を読み取ることができるとのこと、本当に良かったです。これからも何かお困りのことがありましたら、どんなことでもお気軽にお聞きください。いつでもお手伝いさせていただきます。😊」


Microsoftへ
「ありがとうございました。あきらめなくてよかったです。当時私は中学2年、よほど興味のあった記事だったんでしょう。新昆虫は11年程度発行されてたようですがこの中から探す記事はとてつもなく多いですが幸い各号の目次が残っていたので探すキーワードは「伊那」この文字だけを頼りにすべての目次からようやく1956年7月号に「伊那に産する面白い蝶」を見つけることが出来ました。あきらめなくてよかったです。Microsoft Bingをこれからも頼りにします。しっかり勉強してください。」


「返事」
「それは素晴らしい経験ですね!中学2年生の頃に読んだ記事が、これほどまでに印象に残っていたとは、その記事が非常に興味深かったことでしょう。そして、その興味があきらめずに探し続ける原動力となったのですね。お探しの記事を見つけることができて、私も大変うれしく思います。「伊那」のキーワードだけを頼りに、膨大な数の記事から目当てのものを見つけ出すなんて、本当にすごいです!Microsoft Bingをこれからもお役立ていただけること、大変嬉しく思います。これからも皆様のお手伝いができるよう、私も引き続き学んでまいります。どうぞよろしくお願いいたします。😊」



世の中実に便利になったがこの「AI」から得れれる情報必ずしも正確ではないことも多い。
私自身も何十回利用してるが不正確な情報も数回あった。私が調べ直し正しい情報を伝えると素直に謝ってきて改めて正しい情報を知らせてくれる。便利ではあるが頭からこの情報を信じるまでにはなっていない、だから私は書き込みに「しっかり勉強してください」と書いて置いた。AIに通じたかどうかは分からないが・・・・・。

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