yabusameyamaのブログ

野草を見続けて40年草花にレンズを向けて好きなように写真を撮る

8月6日

今日は広島被爆の日そして、先人の知恵
何年たとうが決して忘れてはいけない日。
世界の核保有国で核を使うと匂わせた指導者がいる。
ロシアのプーチン大統領、そして側近で元大統領のメドべージェフ氏だ。果たして核という化け物を使うことが出来るだろうか?

脅しには使うと言えても実際に使用したらか?
恐らく北朝鮮は別にしても今、ロシアを支持している国ですらロシア離れを起こすだろう。如何にプーチンでも使うだけの勇気はないのではないだろうか。アメリカが日本に使った時とは明らかに世界情勢は違う。世界のどの指導者も核を使う正当な理由を見つけるのは難しいだろう。もし、プーチンが使うとしたらその理由は「国民を守るためにやむなく使った」これくらいしか理由は見つからない。もし、その理由が通るならどの国も「自国民を守る」という理由で使えることになってしまう。
北朝鮮も悲願の核保有国にはなったが自国が破滅しる時しか使う勇気はないと思われる。
今朝の日本経済新聞の囲み記事に意外な事実が書いてあった。
日本に原爆は何発落とされた?答えは2発であるがその前に予行演習と思われる爆弾の投下が東京と大阪で行われたらしい。通常は爆弾投下は多数の爆弾を飛行機から落とすが大きな爆弾(原爆に見立てて)単発で落としてたと。一見意味のないような
投下ではあるがその後に落とされた原爆2発は共に単発の爆弾。




先人たちの知恵
クズ(葛)

クズといえば荒れ地を覆いつくす大変な厄介な植物。
先人たちはこの厄介者を上手に利用してきた。
まずは漢方薬の「葛根湯」頭に「葛」が付いてるが葛に色々な薬草を加えた物で江戸時代は病気と言えば「葛根湯」を処方。「葛根湯医者」という言葉まである。落語の世界の話かもしれないが。日本では「クズ」と発音してるがこの語源は吉野葛で有名な紀の川上流の国栖(クズ)から来てるらしい。
実は私は若い頃にヘラブナ釣りにのめり込みくず粉を水に溶き温めて粘りを出してからチューブで水に絞り出しうどん状に作り細かく切って餌に使っていた。その当時の一般に売ってるくず粉は澱粉で1度吉野葛を使ったことがあるが一般のくず粉の値段の10倍した。くず粉が100g100円であったが吉野葛は100g1000円だった。釣りの効果は変わらず。
このクズの根から作られる粉末のくず粉、特に吉野葛は高級和菓子や料理には欠かせない存在。先人はこの厄介者を高級素材にしてしまったのはすごい。
クズでもう1つ忘れられないのは故遠山正瑛鳥取大学名誉教授が
中国の黄河周辺の砂漠化を回復しようと大変努力され砂漠にクズの種を蒔かれた。順調に発芽したが残念ながら失敗に終わった。折角生えた芽を放牧されているヤギがすべて食べてしまった。その後はポプラで成功され2万ヘクタールの広大な土地を農業が出来る地に変えられた。その裏では紙おむつの保水性を利用した技術が使われた。

中国の内モンゴルには遠山氏の銅像が建っているらしいが毛沢東以外で生前に中国で銅像が建てられた唯一の日本人だそうだ。


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