yabusameyamaのブログ

野草を見続けて40年草花にレンズを向けて好きなように写真を撮る

庭に咲く花

庭に咲く花「ツルニンジン」その前に・・・・・


悩むが花
伊集院静氏のお悩み事相談
伊集院氏の回答先日まではあまりにも言葉も悪く、面白くはあるが少し読んでて腹立たしいこともあった。
しかし、前回辺りから少し回答が常識的になり柔らかくなったような気がする。
しかし、相変わらず政権批判は変わらないようだ。悩み相談の回答の中に政権批判を引き合いに出して入れるのはどうかと思う。




庭に咲く花


ツルニンジン(蔓人参)
大変好きな野草であるが別の呼び名もあり山菜料理として使ったこともある。しかし、この植物について詳しくは知らなかったので「AI」を使ってチャット会話してみた。


「私」ツルニンジンという和名を付けたのは誰か?


「AI] 私の知識の中にはありません。


そこでまづ、ツルニンジンの学名を調べる。ほとんどが「Codonopsis lanceolata」と出てくるが私が知りたいのはその後ろに続く小種名。学名を申請した人の名前が書いてらることが多い。もう少し詳しく調べると「Codonopsis lanceolata (Siebold et Zucc.) Trautv.」と出てきた。注目すべきは「Siebold」即ちあのシーボルトの名前。もう一人はドイツの植物学者「ツッカリーニ」の連名になっている。2人の共同研究のようだ。もう少し調べてみた。
すると江戸時代の1806年に小野蘭山氏が書いたの『本草綱目啓蒙』の中に「「羊乳ハ ツルニンジン一名ツルシヤジン トゝギニンジン・・・・」を見つけた。



再度AIni聞いてみた。この記述は正しいか?
「AI」 間違いはない。



学名は世界共通だが和名は日本だけで使われるあだ名のようなもの。
1806年の時点でツルニンジンの和名が存在してたことが分かったがすでに一般に使われていたのかもしれない。
ニンジンの名があるからには生薬で中国か韓国から関連ある名前が入っていたのかもしれない。
地域によっては別名の「ジイソブ」という名も使われていたのかも知れない。

朝ドラの牧野富太郎氏も学名や和名を数多く付けられているが和名のルーツを探すのは大変だ。




朝ドラ余記
今朝の朝ドラで槙野氏(牧野富太郎氏)ムジナモの発表をし、田邊教授(矢田部教授)の怒りをかい東大への出入りを禁止されてしまう。
話の展開は窮地を救うのは三菱財閥の祖岩崎弥太郎の弟の小弥太氏。又ドイツから留学を終え帰国した徳永助教授(松村助教授)が教授となり、槙野を追い出した田邊教授は東大教授を罷免される。そして槙野は再び東大へ招かれる。生まれた園子は亡くなり、罷免された田邊教授は鎌倉の海で水死してしまう。


牧野富太郎氏とスエコ夫人は子煩悩だったのか実に13人の子供が出来ているが悲しいかな一人は死産、半分の方が早世している。
ムジナモの学名には牧野の名前は付けられていないが彼の論文は世界で認められ今日まで牧野富太郎の業績は語り継がれている。
学名の付け方は詳しくはわからないが植物分類を創案したリンネの「L」が付けられている。
ムジナモの学名「Aldrovanda vesiculosa L.」の「Aldrovanda」は、イタリアの博物学者ウリッセ・アルドロヴァンディ。一方、「vesiculosa」はラテン語で「小さな袋状の」という意味。

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