yabusameyamaのブログ

野草を見続けて40年草花にレンズを向けて好きなように写真を撮る

庭に咲く花

庭に咲く花・その前に・・・・


奈良円照寺山村御流生け花展へ
名古屋で山村御流の教授をしてる古い友人から電話があり今回の名鉄百貨店の華展に出展すので時間があったら来てくださいとの電話があった。昨年も連絡をいただいたが何か要件があり行けなかったので今年こそはと女房と観に言ってきた。
養老鉄道・近鉄を乗り継ぐが楽だが連絡時間が難しいので近鉄弥富駅まで車で行きそこから近鉄で名古屋へ。



久しぶりに山村御流の華展を見る。
思い起こせばもう30数年前にここでの華展を観て感動し自分でも生けてみたくなったのが私の生け花の始まり。しかし、山村御流の生け花は観ると生けてみるのとは大違いで大変難しい。当時の家元の言葉「花は野にあるままに」花屋の花ではなく野の花が主体。
真似しようとしても同じ枝や花はない。どう生けるかは感覚が大変大切で当時はそんな感覚はなく見よう見まねでやってみるが我流では思うようにならず、いつしか30年以上が経過してしまった。当時の華展の花を思い描き今回の華展を見たが時代と共に随分変わったと感じた。
それは、昔のような難しさは感じなくあまりにもあっさりと生けてあり何故か我流の私の生ける花に近いように感じ、これなら私の花とどこが違うのか?友人の花を見たら昔の生け花を思い出したがほとんどの花はあっさりと生けてある。友人に聞いてみた。「随分生け花が変わりましたね」友人曰く「そうなんです私も戸惑ってるんです」と。大げさな言い方をすれば山村御流の生け花が私の生け花に近づいてきた?御流の先生方には怒れれますが。
撮影は禁止なので入り口の写真のみ。




帰りは多度の小さな蕎麦屋で昼食。夫婦2人でやっておられる店だカウンターに座り前の貼り紙を見たら「手打ちでのど越し・・・」と書いてある。


天ころソバを注文。注文を受けてから天ぷらを揚げられるので少々時間がかかった。
確かにソバは大変おいしくエビの天ぷらは尻尾までからりと揚げられて食べられた。
ただ、惜しいかな汁の味があまりにもあっさりしすぎていた。しかし、大変おいしく一滴も残さず飲めた。






庭に咲く花
ホザキナナカマド(穂咲七竈)
中国原産のチンシバイ(庭ナナカマド)に似ているがシベが花弁
の倍くらいと長い。
白い花を白く写すのは大変難しい。



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