yabusameyamaのブログ

野草を見続けて40年草花にレンズを向けて好きなように写真を撮る

春の野の花


春の野の花・その前に・・・


我が町海津とは・・・・・
海津市は市ではあるが人口3万3千人程の小さな市である。





市の西は南北に長い養老山脈の最南端に位置し、真ん中に揖斐川を挟み西の長良川までで岐阜県の最南端で南隣は三重県の桑名市に隣接する市のほとんどがゼロメーター地帯。50年ほど前には道路は整備されてはおらず何本もの水路があり舟は交通の手段の1つでもあった。大規模な整備がなされ今はその面影を見ることは出来ない。現海津市は養老山脈の麓の南濃町と山が1つもない穀倉地帯の海津町とその北に接する今尾町の3町が合併し今の海津市となった。その為に養老山脈の麓の南濃町は水田は少なく山のすそ野を開墾したみかん畑と柿畑が広がる。旧海津町は揖斐川と長良川に挟まれた地帯は穀倉地帯で道路は整備されたが川は沢山ある。海津市の最南端では木曽川と長良川と揖斐川が堤防1つで一緒になり今は木曽三川公園になっている。
長良川という立派な川がありながら何故「木曽」が中心となるのか16年前に当地に越して来るまでは分からなかった。
江戸時代の長良川は木曽川の支流で岐阜県中央部を流れて海津付近で木曽川に合流していたと初めて知った。明治になり長良川と木曽川が分離されたようだ。ところが最近知ったことだが
この分離された長良川は伊勢湾にはそそいでないのだ。
国道1号線辺りで今度は揖斐川と合流し、ここで長良川の名前が消えている。
今に時期、揖斐川堤防からでも晴れた日に東を見ると遮るものはなく長野県境の真っ白な乗鞍岳や御岳山がよく見える。


養老山脈中腹から見る岐阜県・長野県境の山
  中央右は「御岳山」 左は「乗鞍」
手前の川は「津屋川」と「揖斐川」手前が南濃町、
       対岸は海津町


近いところにある伊吹山は養老山脈に遮られ少し北へ行かないと見えない。今年は早く伊吹山の雪はすっかりなくなった。


春の山で観られる花
ネコノメソウの仲間
ヒダ(飛騨)と名がつくネコノメソウは3種ある。


アカヒダボタン(赤飛騨牡丹)
ボタンネコノメソウと外見はそっくり。ガク裂片がボタンネコノメソウは褐色に対しアカヒダボタンは赤褐色が強くよく目立つ。混生するところもあり中には中間色の物も見られる。
同定するにはガク裂片の中のシベの長さがガク裂片とほぼ同じならならアカヒダボタン、短ければボタンネコノメソウとなる。


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