最近気になったニュースを２つ

日韓首脳が会談
日本と韓国の関係は今、最悪の状態のある。徴用工問題と慰安婦問題。
韓国の前大統領は反日思想家でこの問題を大きくしてしまった。
今の大統領は何とか日韓関係を改善したく必至だが、国内支持率は悪く大きく改善する状態にはない。日本政府は只韓国の出方を観てるがそんなに簡単には行かないだろう。

こんな中で岸田総理と韓国尹大統領がそろって国連総会に出席。この機会をとらえて両者が初顔合わせをしたがこれがなかなか難しい問題で表向きは「会談」とはならない。落しどころがまだ見えない所での会談は両国にとっては国内に反対が出る。
政治の世界は面白いもので非公式の会談には色々な言葉があるらしく日本でよく使われるのが「立ち話」、今回は「懇談」を使った。韓国前の文大統領と安倍総理はあたかも偶然通りすがりにあったように「立ち話」にしている。しかし、裏から見れば偶然ではなく官僚がすり合わせて通る場所で偶然会ったかのように装う。では会談とは？会談は両国の首脳の脇に担当の大臣や官僚が座り、両国の国旗が飾られる。
だから今回の様に短時間で議題も決めず共同声明もないのだから単なる「懇談」となり日本では反韓の多い自民党右派の批判を抑えるにはちょうどいい会談で岸田総理としては「慰安婦・徴用工問題の韓国側の意見を聞いた」で済まされる。韓国側も「日本の意見を聞いただけ」で済まされる。
しかし、この問題は簡単には片付かないだろう。

もう一つ、トヨタ自動車がロシアから完全撤退を決めた
トヨタの海外戦略では好成績をあげていたロシアからの撤退は相当大きな問題だろう。アメリカ・ヨーロッパは早々撤退を決めていたが日本のメーカは操業停止で様子見だったがトヨタが完全撤退を決意、日産は操業停止を１２月まで延期してるがこの先どうするか。三菱・マツダも決断を迫られるだろう。

この問題はロシア経済にとっても大きな痛手となるようだ。ロシアは確かに軍事強国ではあるが経済は韓国よりも悪い。更なる撤退が出ればロシア経済は天然ガスと資源のみとなり天然ガスもヨーロッパなどはすでに代替エナルギーを模索し始めておりウクライナ問題が片付いても元へ戻る保証はない。民主義国家と違い独裁国家はいつ考えが変わるかわからない。よほどリスクを考えて進出せねばならないだろう。