yabusameyamaのブログ

野草を見続けて40年草花にレンズを向けて好きなように写真を撮る

今日のお茶を楽しむ

今日のお茶・・・・
その前に思い出の花を紹介したい。

今年の思い出の野草を紹介…6回目。野草を眺めて40年以上、特に好きなネコノメソウの仲間から紹介したい。


ホクリクネコノメソウ(北陸猫の目草)
ヒダボタンからボタンネコノメソウまで同系列の5種を紹介してきたが最後にホクリクネコノメソウを紹介したい。ボタンネコノメソウの母種に当たる。
名前のように福井県より北の日本海側に生育する。しかし、同じ様な品種がもう1つ残っている。サンインネコノメソウ(山陰ネコノメソウ)で実は外見はホクリクネコノメソウとそっくりで生育地は京都から山陰地方に生育する。外見上はそっくりだがホクリクネコノメソウのガク裂片は黄色いがサンインネコノメソウは茶褐色でどちらもシベはガク裂片から飛び出して
いる。ホクリクネコノメソウの画像はあるので掲載できるがサンインネコノメソウは残念ながら未見で掲載は出来なかった。
以前、花の名前を問い合わせるコーナーに福井県西部で撮影された画像が掲載されたが意見は分かれた。ガク裂片は茶褐色と黄色の中間的でどちらとも同定されなかった。恐らく生育の境界線でもある福井県西部(京都府との境近く)地方では混生しているのだろう。画像で判定しようとするとどうしてもガク裂片の色に頼るしかないためだろう。





今日のお茶
お菓子
   桑名 花乃舎 「加喜きんとん(柿金田)」
     (餡の中に干し柿が練り込んであるのか口の中にほのかな

         香りがする)


茶碗
   丹波焼 市野伊作氏 作
    黒釉茶碗



絵・手紙
   画家・俳人 長谷川朝風氏 画
「黒部に参り候へ共毎日の雨に白雲の去来をのみながめ居り候」


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