今日の生け花
庭のアメリカリョウブの枝で・・・・

その前に山の木を１つ
マタタビ
ネコにマタタビと言われるが以前、部屋の窓を開け放して
マタタビを生け花にして飾っておいた。しばらく部屋を留守にしておいたが戻ってみると見事に生け花はひっくり返されていた。当時岐阜市内に住んでいたが野良猫が多く庭へはよく野良猫が来たり天井裏に潜り込んで子供をよく産んでいた。マタタビの枝を庭に置いて置いたら試したらすぐにネコが近づいてきた。

6月頃に見られるマタタビの葉、白く目立つようになる

花、梅の花のよう、葉に隠れるように咲く。

マタタビの実、虫がつくとコブがたくさんできた実になる
漢方ではこの実の方が好まれる

何処だったか忘れたがライオンを飼っている動物園で同じネコ科のライオンに効果があるか実験をしたビデオが放映されたことがある。マタタビの枝に近づいてきたライオンは顔をマタタビにこすりつける行動をしていた。やはりライオンにも効果があるようだ。

今日の生け花
花材
　　　アメリカリョウブ
　　　キンギョソウ
前々回は庭のニシキギを使ったが、もう秋も深まり木がぼさぼさになってきたのでバリカンをかける前に枝を使って生けた。
今回もアメリカリョウブの剪定を今週中に行うのでその前に生け花に使える枝がないか見てみた。ちょうどよさそうな枝を見つけたので切る。
いざ、生けようと花瓶に入れてみるがどうもすっきりしない。そこで色々角度を変えて眺めてみるとは始めに予想してたものと違う形を見つけた。山で枝を切って来る時にもその時大体の形を予想して切るが生ける時には事前の考えと違う生け方になることはよくある。
やはり花器に入れてみて枝が一番美しく見える形を見つけるのが一番。
合わせた花は今年春に種まきをしたキンギョソウがちょうど開花していたので使う。
どうにか目指す枝の線のきれいさは出せたと思う。これが毎回違う形になる我流の面白さ。