yabusameyamaのブログ

野草を見続けて40年草花にレンズを向けて好きなように写真を撮る

春の山のスミレたち・・・(6)

近くの山で観られるスミレ・その前に・・・・
濃尾大震災の震源地の水鳥(ミドリ)谷


今日、1年ぶりに水鳥谷へ行ってきた。
目的はネコノメソウの仲間の撮影。
根尾川へ注ぐ水鳥谷の入口より北へ数百m行ったところに濃尾大震災の震源地があり現在も断層が県道を挟んで露出している。
如何に巨大な地震であったかを知るには目の前の断層を見ればわかる。上下に6m、横に3mにずれ、断層の長さは80キロ以上に及んだと伝えられる。


震源地の地震直後の断層写真(ネットから拝借)
断層の真ん中を走る県道が寸断されている。

赤の矢印が今日の撮影方向



道(県道)は当時のまま


矢印の方向から撮影した今の断層の姿

地震前は手前の県道と石垣上の高さは同じだった(6mの段差が付いた)右の屋根が見える建物は断層を掘り下げその状態を見ることができる観察館


「濃尾大震災」
1891年(明治24年)10月28日に濃尾地方で発生した巨大地震で、震源地は現岐阜県本巣市根尾でM8.0の日本史上最大の内陸地殻内地震(直下型地震)。
1995年の兵庫県南部地震はM7.3でそれと比較しても格段に大きな規模で(M8.0はM7.3の約11.2倍の規模である)でその被害は岐阜市を壊滅状態にしたのをはじめ愛知県まで多大な被害を与え、名古屋市の名古屋城にまで被害が及んだ。




近くの山で観られるスミレ
オオタチツボスミレ
タチツボスミレと共に山ではよく観られ離れてみると区別が
付きにくい時もある。タチツボスミレより少し大型で距を見ると白いことが多い。時には混生する時もある。




×

非ログインユーザーとして返信する