yabusameyamaのブログ

野草を見続けて40年草花にレンズを向けて好きなように写真を撮る

鍋の季節

北大路魯山人直伝の簡単鍋料理


お茶も生け花もお休み
鍋料理を1つ紹介
週刊現代の今週号に鍋料理がいくつか紹介されておりその中に
「常夜鍋」が紹介されており昔から食べられていたようだ。
この鍋を北大路魯山人はアレンジして「小夜鍋」と呼んでいた。




北大路魯山人直伝の小夜鍋
魯山人のスポンサーでもあり食客でもあった父親が直接教えてもらったもので、素材を一番おいしく食べるように魯山人が改良したものです。
現在も我が家に引きつがれており,
大変シンプルで素材そのものの味を味合うことが出来、冬の寒い時期体が芯から温まります。
ぜひお試しください。絶対禁物は「煮すぎること」です。


材料
 豚ロース肉・・・最近はシャブシャブ用に薄切りがスーパー
 などで販売されてますが、出来ればお肉屋さんで薄繰りとしょ
 うが焼きの中間で切ってもらうのが最上です。
 いいお肉はアクがあまり出ません。
 ほうれん草・・・包丁は使わず根のところで手で一枚づつは
  ずし砂がないようによく洗う。切らずに長いまま使います。
 今のほうれん草は化成肥料栽培が多く甘みがありません、出来
 れば有機栽培を。
 しょうゆ
 七味(一味では駄目)
 卵 1個(最後の雑炊用)
 刻みねぎ(最後の雑炊用)



材用は以上ですが、その他お酒、と10cnほどの昆布、これが全材料です。


作り方
土鍋がいいでしょう。土鍋の半分以上に水とお酒を入れ台所で沸騰させてアルコール分をぬく。その後、昆布を入れてテーブルに運び、カセットコンロなどに移し変える。
最近はホットプレート型の電気鍋が多いので初めからこれでもいいと思います。
(最初はお湯を沸騰させてください。その後昆布をいれ、肉を入れる前に取り出す)


寄せ鍋などの取り皿にしょうゆを少し多目に入れ(後で雑炊に使うので多め)、七味を適当に振っておく。
鍋から昆布を取り出し、まず人数分の豚肉を入れる。肉はあまり煮え過ぎないようにしょうゆをつけて食べる。
次にほうれん草は軸の方から入れ、決して煮すぎないように箸で回すように入れ15~20秒で取り同じくしょうゆにつけて食べる。煮すぎるとおいしくありません。
肉、ほうれん草の繰り返しです。
一通り終わりましたら、鍋の汁を半分減らし、アクを取り除き同じ分量のお水かお湯を足します。
そこへご飯を入れますが、お湯の面より1cm位少なめにします。煮立ってきたらしゃもじなどで混ぜますが、必ず一方向にしてください。右、左と混ぜますと雑炊に粘りが出てしまいます。まず、刻みねぎを入れ一混ぜしたて煮立ってきたらとき卵をまわしかけて火を止め、ふたをして蒸らします。あとは茶碗に入れて、使っていたしょうゆをかけて食べます。汁の少ない雑炊はおいしくありませんので前に書いたように1cmくらいご飯を少なくします。白菜の漬物があれば申し分ありません。
寒い時には芯から温まります。お試しください。

×

非ログインユーザーとして返信する