yabusameyamaのブログ

野草を見続けて40年草花にレンズを向けて好きなように写真を撮る

我流素人の生け花

今日の生け花・その前に・・・・
21年前のブログ「自然に学ぶ」より・・・


2001.05.24
踊り子草

伊豆半島の黒津へ女房と二人で旅行に出かけた。黒津には有名な桜がある。ソメイヨシノより開花が早く見ることは出来なかった。近くには川端康成が小説「伊豆の踊り子」を書いた古い旅館がある。旅館入り口の橋の上から小説に登場するお風呂がみえる。野草の中に「踊り子草」と言うのがある。ピンクと白花がありありふれた野草だ。踊り子と言うとどんな踊り子を想像するだろう。古くはSKDダンサーか又は舞台で歌う歌手のバックダンサーだろうか。人それぞれ思い描く踊り子はさまざまだろう。ここで言う「踊り子草」とは「伊豆の踊り子」に出てくる踊り子である。かっては山口百恵が演じた踊り子である。踊り子草の花は沢山の花が茎の周りを取り囲んで咲くが一つの花はちょうど踊り子を横から見た姿によく似ている。少し小型のヒメオドリコソウはヨーロッパ原産で明治時代に渡来種が野生化したもの。


オドリコソウ





ヒメオドリコソウの群生



追記
踊子草は私の住む近くの山に群生が見られる。白から濃いピンクまで花色には巾がある。見た目では白花はあまり魅力的には感じないがピンクの濃い花はなかなかきれいだ。
この花は離れてみるより車状につけた花1輪を眺めるといい名前をつけたものだと思う。
私は踊りというのが子供の頃から大嫌いで高校時代には体育の時間にはフォークダンスがあったが必ず欠席していた。大学時代にはツイストダンスとかいう踊りが若者の間に流行していたが一度も踊ったことがない。母の実家は盆踊りで有名な岐阜県郡上市八幡町で、毎年お盆に徹夜踊りが行われるのは実家の前。子供の頃から毎年何度も八幡へは行ってるが残念ながら盆踊りは私には無縁のものだった。


今日の生け花
嫌われ者をあえて使う。
南濃町のよく花材を探す志津谷脇の雑木林を観に行く。目的は美男カズラだった。多くの実を見つけたが残念ながら使えるようなきれいな実は見つからなかった。
その代わりに近くで実をいっぱいつけたマユミの木が見つかった。実は多くぶら下がっているがなかなか枝は使いにくい。

葉と実を相当落として使う。
合わせた花は嫌われ者の雑草のセンダン草の仲間では花が一番きれいに見える白い舌状花が大きいコシロノセンダン草を使い2杯とランタナを使い1杯。



ヤブランの実を加える


ランタナの花を使う

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