yabusameyamaのブログ

野草を見続けて40年草花にレンズを向けて好きなように写真を撮る

今日のお茶

今日のお茶・その前に・・・・


幸運が集まりすぎた


五つ葉のクローバーを押し花に・・・・・
そういえば・・・最近幸運が多いように感じるが?




21年前のブログ「自然に学ぶ」より・・・
2001.05.17
山の貴婦人

日本のオダマキには二種類ある。一つはミヤマオダマキで高山植物。淡紫色であまり大きくない。ミヤマオダマキの改良種が一般の庭でよく見られるオダマキといわれている。もう一つはヤマオダマキでこちらは背が高く、50センチ以上にもなる。花は斜め下向きに咲き、色は淡黄色から紫かかったものまである。山で淡黄色一色の花に出会った時、なんとも言えない美しさにこれぞ「山の貴婦人」にふさわしい花と思う。オダマキとは古い糸巻きのことで花の後ろに突き出た「距」が苧環に似ていることから付けられている。 
「吉野山峰の白雪踏みわけて 入りにし人のあとぞ恋しき 
   静や静賎の苧環くりかえし昔を今になすよしもがな」

義経を慕う静御前が吉野山で捕らえられ鎌倉の鶴岡八幡の頼朝の前で苧環を手に舞ったといわれる。物の本によると苧環は六角形とある。苧環の紋は四角形で花のオダマキの距の数は5本。貴婦人にふさわしいのはやはり五角形だろう。つい静御前を連想してしまう。オダマキには静御前が義経の子を産みながら頼朝によって殺されてしまう悲しい物語がかくされている。




追記
今年は大河ドラマ「鎌倉殿の13人」、源頼朝のもとに集結した
平家に不満を持つ豪族が集結し鎌倉幕府を作る。
しかし、このドラマ程裏切りと多くの人たちが殺されたドラマはないであろう。しかも、天下を取った北条義時の最後は壮絶な死で終わると予想されている。
初めの頃は義経も活躍し、静御前の鶴ケ岡八幡宮での舞も少し入れられたが、史実では義経を慕う舞に頼朝が激怒、逆に政子は褒めたとあるがこの部分は入れてなかったが,
これは三谷氏入れてほしかった。。
ヤマオダマキは山間部ではさほど珍しい植物ではないが細かい根が少ないので移植は難しい。種がいくらでも出来、発芽もいいので実生が一番作りやすい。
ヤマオダマキの中に赤紫が濃く距が内側に巻き込むオオヤマオダマキがあり、ヤマオダマキは距は巻き込まず後ろに伸び黄色と紫色が混じる。全く紫色が入らない黄色い花はキバナヤマオダマキと分けて呼ぶ。
庭にはミヤマオダマキ、ヤマオダマキ、キバナヤマオダマキがあるがミヤマオダマキはよく増えるがヤマオダマキ系はなかなか増えない。オオヤマオダマキは消えてしまった。オダマキの仲間は老化しやすいので種で株を増やしておかないと消える。






今日のお茶
お菓子
           海津市尾張屋昌常 「秋日和」



茶碗
            京焼 田中寿宝氏作
    色絵金彩扇面流し茶碗



書簡
   日本画家・元日展理事
    加藤栄三氏 祖父宛手紙
祖父に描いた「鵜」の絵が祖父の病気見舞いに来られた元首相で当時大蔵大臣だった池田勇人氏に進呈したことをうれしく思う等と書いてある。







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