yabusameyamaのブログ

野草を見続けて40年草花にレンズを向けて好きなように写真を撮る

我流素人の生け花

今日の生け花・その前に・・・・


21年前のブログ「自然に学ぶ」より・・・


2001.05.04
ままこのしりぬぐい

最近実の子を虐待する報道があとをたたない。しつけることを名目に体罰をあたえそれが虐待となってだんだんエスカレートしてしまい早めに保護されればいいが死にいたるケースが多い。継母が子供をいじめたケースは昔からよく耳にした。シンデレラの話もその一つだろう。継母が子供をいじめても死に至らしめるまではよほどのことがないとなかった。最近は実の親子間で起きる事件を耳にするたびなんともやりきれない気持ちになる。「そば」の一種に「ままこのしりぬぐい(継子の尻拭い)」と言う植物がある。湿地のどこででも見られる植物で茎にトゲがいっぱいあるのが特徴。継子のお尻をこれで拭いたらどうなるだろう。痛さで泣き出すだろうしいじめとしては現代のそれと比べると軽いものである。この植物にこんな名前を付けた人は現代の実の親の子供に対する虐待までは想像しなかっただろう。


追記
ブログを書いた時より21年たった現在はどうだろうか。あの当時よりひどくなっているのではないだろうか。毎年多くの子供への虐待と子供の死が報じられこれを防ぐ方法はなかなか見つからない。厚生労働省の関連機関として「児童虐待防止協会」とか「子供の虐待防止センター」又直接相談窓口の「児童虐待対応ダイヤル・・・189(いちはやく)」を設けている。
直接対応するのは各地に設けられた「児童相談所」で問題が起きた時よくこの名前が出てくる。虐待の疑いがある知らせが多く寄せられ児童相談所も対応しているようだが適切な手が打てず手遅れになるケースがよく報道されやりきれない気持ちになる。その時の相談所の言い分は訪問しても虐待が感じられなかったとか直接会うことが出来なかったとかの言葉が出てくる。これは民事なので警察は直接対応は難しい場合が多いが、最近は児童相談所が訪問する場合警官が同行することも可能となっている様だ。虐待のケースは継子の場合より最近多いのは子供を持つシングルマザーの男関係がかかわるケースが一番多いように思う。いわゆる内縁の夫が絡む事件だ。




今日の生け花
先日の山柿の残った1本の枝を捨てるのはもったいないので利用を考える。ほぼ直線の枝が途中でV字というより1本は斜め上に伸びておりどちらにも1個づつ柿がついているので枝分かれの所で曲がりのある方を残す。それより先は捨てる。
枝も短いので花器は4代目山田常山氏作の掛け花花器を使う。合わせた花は縞ススキとアキチョウジ。


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