yabusameyamaのブログ

野草を見続けて40年草花にレンズを向けて好きなように写真を撮る

今日のお茶

今日のお茶・その前に・・・


目の前で大型トラックが暴走
今日、午後娘のところに野菜を送るために車に乗せて国道258号線の交差点へ。信号は赤なので停車していた。国道をはさんで反対側には赤い小型車が右折しようと信号待ちをしていた。
信号は青に変わったので出ようとしたら先方の赤い車もゆっくり右折しようと出る。ところがそこに国道右から明らかに赤信号なのにノーブレーキで多分60キロ位で走ってきた。瞬間赤い小型車の前方の激突し小型車の前部が大破。しかし、トラックはそのまま数百メートル走ってようやく停車。私は右折する予定だったが信号をわたりすぐに小型車の所に走る。右ドアーは開いたままだが運転手の姿が見えない。
車の中を見たら60代だろうか女性が助手席の方に倒れておられたので声をかけるが目はかすかに開かれるが声は出ない。自分は自宅を出るときスマホを持たずに出たので停車された方にすぐ救急車をお願いする。ところがトラックの運転手はなかなかこちらへは来られない。国道には部品が散らかってるので国道を走ってこられたトラックの運転手が通れないのでスマホを持った人に現場を撮影して部品を移動させほしいといわれるので救急車を連絡していただいた方に現場写真を撮影をお願いする。運転されてた女性はかすかに首が痛いといわれるが少し起こしてあげるがやはり倒れこまれてしまう。ようやくトラックの運転手らしい方が歩いてこられたので「あなたがトラックの運転手ですか」と聞くと「小さな声でそうです」「あなたの完全信号無視ですよ」といってもただ「はい」と答えられるだけで被害者の所へも行けないくらい茫然としておられた。救急車のサイレンの音が聞こえてきたので後のことは先を急いでいたので他の方にお任せして私はその場を去った。ただ、この車は右折しようとしての衝突なので左フェンダーへの衝突、交差点を直進しようとしての衝突だったらもっとひどいことになっただろう。




21年前のブログ「自然に学ぶ」より
2001.04.08

愛 人
いきなり強烈な言葉。私のことではない。アジサイの話。園芸店で大きな花のアジサイをよくみかける。ハイドランジアとして売られている。元々は日本のアジサイがヨーロッパへ渡り品種改良されて逆輸入されたもの。日本には山アジサイとして昔から親しまれてきた品種がありその中から選抜された品種が最近園芸店で販売されている。ハイドランジアと比べると花は小輪で茶花向き、いかにも日本人好みだ。豪華さは無いが見飽きない。数年前伊吹山近くの山道ででピンクの綺麗な額アジサイを見つけた。今まで見たことが無い装飾花(額)が大きく綺麗な花だった。枝を挿し木してみた。簡単につき花も沢山付けた。しかし土質が合わないのか白花となってしまった。アジサイの花色は土質の酸性、アルカリ性に影響される。青とピンクを隣同士で育てるのは難しい。
日本のアジサイがヨーロッパへ渡ったのは幕末オランダのシーボルトによって伝えられた。シーボルトはこの中の一つのアジサイの学名に自分の愛人(日本人妻)お滝の名前から「otaksa」を付けた。愛人の名前を付けられる古きよき時代?の話。我が家に戦前の古い経済誌が残っている。それには「経済人妾一覧表」なるものが載っていた。今なら・・・・・・・・


きれいな園芸種


日本のヤマアジサイ 七段花


山アジサイ 紅額


面白い咲き方をするヤマアジサイ 
タマアジサイの咲き始め





追記
シーボルトが日本から持ち出したアジサイの学名に「otaksa」とつけたが、日本の植物学者牧野富太郎博士は当初この学名の意味がわからなかったらしい。しかし、シーボルトの愛人(日本人妻・・どちらが正しいかは知らない)の名前を使ったと知った時には激怒したらしい。愛人(妻?)の名前を用いるとは少々間違ってるとは思うが・・・・しかし、牧野博士の奥さんの寿衛子さんは大変苦労したことを十分知っていただろう。奥さんが亡くなった後に自分が発見した笹に奥さんの名前をつけている。スエコザサ(寿衛子笹)学名もササ・スエコアナ(Sasa Suekoana)。
牧野博士もやはり人間、自分が過去にシーボルトを非難したことを忘れて苦労した奥様へに感謝の気持ちを後まで残したかったのだろう。
尚、シーボルトはお滝さんを残し日本を追放されるが後に赦されて日本に戻っている。お滝さんとの間には娘(イネ)さんがおり後に日本初の産婦人科医となるが師事した医師との間に不義があり生まれた子供は高子はシングルマザーで育で、同じく婦人科医となる。大変な美人だったらしく『銀河鉄道999』のメーテルのモデルとされている。又彼女も同じような不義により子供を産む。男児であり親の意思を継いで医師になっている。


今日のお茶


お菓子 
    海津市あら重 「きみしぐれ」




茶碗
    美濃焼伝統工芸士 小木曾教彦氏作
      鼠志野茶碗





  女流日本画家 野口小蘋画
     緑柳傍汀洲


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