yabusameyamaのブログ

野草を見続けて40年草花にレンズを向けて好きなように写真を撮る

我流素人の生け花

今日の生け花・その前に・・・


生け花の材料を求めて
昨年秋にガマの穂を生け花に使った。そこで日にちを調べてみたら9月12日だった。日にち的にはちょうどいい。しばらく庭の花で我慢していたのでガマの穂を見に行く。
三重県多度大社から少し南の方へ行った荒れ地にガマが群生している。
この一角は回りと違い湿地で草が覆いっている中にガマの穂がいっぱい生えている。昨年は水があり長靴で入るが少し足を取られたが今年はしばらく雨がないせいか草はいっぱい生えてはいるが水はほとんどなかった。数本の小ぶりの穂と葉を切ってきた。昨年は白いカラーを合わせたが同じように生けて見ようかとそこから国道258号線へ出て木曽三川公園を通り愛西市佐屋農協花売り場へ向かう。ここには色々な切り花が大きなバケツに入れて大量に並んでいる。この周辺の農家の方が出しておられるようですべて栽培者の名前が付けてある。今回は残念ながらカラーはなかった。ガマの穂は大きく生けるので合わせる花は小ぶりでは負けてしまう。ちょうどクルクマの花が並んでいたのでこれを使うことにした。
クルクマには葉が1枚付いているが大きすぎて使うのは無理だろう。




今日の生け花
切ってきたガマの穂の不要な葉は整理するが随分使えない葉がある。
枯葉もアクセントになるので先端の方の枯葉は出来るだけ残してみた。
花器は美濃焼伝統工芸士の小木曽教彦氏作の焼き締めの花器を使う。
この花器は小木曽氏の全盛期の作品で使うのは初めて。
農協で買ってきたクルクマの花を使うがやはり葉は大きすぎて使えない。そこで掌葉半夏の葉を1枚使う。


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