yabusameyamaのブログ

野草を見続けて40年草花にレンズを向けて好きなように写真を撮る

庭の野草を食い荒らされるけど・・・・

庭を舞う蝶


庭にホトトギスの苗が随分繁殖してるし、鉢には鬼百合、小鬼百合、黄金鬼百合の鉢植えが随分ある。
庭を毎年ブルーのきれいなルリタテハが何の警戒もせずに舞う。
今年も舞っていた。しばらくすると鬼百合の葉にイガの随分多い幼虫が葉を食べている。

ルリタテハの幼虫だ。ルリタテハの幼虫は百合の葉も食べるが一番多いのはホトトギスだろう。ホトトギスは群生してるから餌の葉も豊富。ホトトギスの株を見てみたらやはり数匹の幼虫が盛んに葉を食べていた。終齢幼虫になると蛹になるがなかなか見つけにくところに作る。タテハチョウ科の蝶はおしりと枝や何かの壁にくっつけて逆さまにぶら下がるように蛹になる。
今日はツマグロヒョウモンがうろうろしていた。菫も随分植えてある(植えてあるより種で自然繁殖)から食べ物には困らないだろう。


ホトトギスの葉に止まるルリタテハ



まだ小さな幼虫


初めて見る人は棘に刺されると思うだろう


ホトトギスの葉を食べる幼虫


こちらは鬼百合の葉を食べる幼虫


もうそろそろ終齢幼虫

蛹になる前はこんな姿


幼虫の姿から脱皮して蛹になる


蛹からあの美しい蝶にどのように蛹の中で変化するかは実は謎であった。
もう何年か前にはなるが初めて解明された。
幼虫が終齢に近づくと幼虫の中に翅や足になる部分が徐々にでき
不要なものはドロドロに溶かし栄養分として使い徐々に蝶の姿を形成してゆくようだ。
生命の不思議さ。

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