yabusameyamaのブログ

野草を見続けて40年草花にレンズを向けて好きなように写真を撮る

小さな命が無視された

過失
静岡県牧之原市の認定こども園で起きてはいけない悲しい事故が起きてしまった。
「過失」とはもとは「欠点」の意味で使われていたようだが明治以降法律用語となったようだ。今回の事故で警察では業務上過失致死容疑で調べるらしい。
昨日の読売新聞「編集手帳」では不可解きわまりない疑問が二つあると書いてある。1つは「何故置き去りにされたか」「何故登園後、職員の誰一人不在にに気が付かなかったか」。
その答えが昨日午後の園の記者会見で明らかになったが、園の基本的な取り決めがなされてなかったようだ。職員の共同認識の欠如が明らかになった。この記者会見を観てほとんどの人はあまりにもずさんな管理に腹立たしさというよりあきれたであろう。
理事長の記者会見があったが元々このように子供を預かるという基本意識が欠如してたんだろう。理事長を辞任すると発表されたが就任があって辞任がある。そもそも就任事態が間違いであった。私にはまだ疑問が残る。何故70歳を過ぎた方が責任ある地位にいたのか?又運転手が休みんだったからといって代行を理事長がやる体制になっていたか。
高齢な方は事務方のトップとした就任されるのは理解できるが現場は若い方に任せるべきであったと思う。記者会見では亡くなられたお子さんの名前を間違えるとか園に到着時運転席から後ろがよく見えなかったので確認できなかった、という言葉が出てきた。「確認」とは運転席から出て車の後ろの席まで見回るのが基本であるはずだ。やはり高齢者では無理がある。
通園児童の親さんへの説明会では途中気分が悪くなり救急搬送された方が多数出たらしい。如何に重大な事件だったかを物語っている。


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