政治の世界は難解
政治の世界は1寸先は闇
昔からよく使われる言葉。政治の世界は昔から派閥力学で動いてきた。
派閥は何のためにあるか?今は昔ほど締め付けはなくなっているそうだが総裁を出すための組織が派閥。常に時の政権は派閥のバランスの上に成り立っている。
その最大派閥の清和会のトップが凶弾に倒れた。日本では決してあってはならない事件ではあるが政治の世界ではいつまでも悲しみにしたっているわけにはゆかない。
清和会は安倍氏の為の派閥でNo.2がいなかったといわれている。すでに清和会の中ではひそかに動きが始まっているといわれる。93人の大所帯。簡単にまとめられる人はいないだろう。今、話題になっているのは「鎌倉殿の13人」ならぬ「安倍殿の7人」といわれ
清和会の幹部7人の名前がささやかれているようだが、政治の世界は1寸先は闇。簡単にまとまりすんなりと集団指導体制はとれないだろう。この先どうなるか?鎌倉殿の13人のように熾烈な争いが始まるか?しかし、世間の目がある以上公には動かずひそかにグループ単位での集まりが始まり、安倍氏逝去のほとぼりが覚める頃には派閥再編成が勃発するのではないだろうか。安倍殿の7人とは下村博文氏、萩生田光一氏、西村康稔氏、世耕弘成氏、松野博一氏、塩谷立氏、高木毅氏。安倍氏の遺体が自宅へ運ばれたおり清和会幹部はお悔みに行くのを自粛しようと提案したのは西村康稔氏だと伝えられるがその西村氏が真っ先に駆けつけ枕元の遺族の横に座っており派内から早速不満が出たと報じられている。
そんな中安倍氏が運び込まれて病院へ真っ先に駆けつけたのは前総理の菅氏。
安倍氏の信頼も厚かったようだが選挙前から新しい政策集団立ち上げの話も出ていたのでにわかに政界がざわつき始めたとか。岸田氏もどうしても味方につけたい一人。
マスコミにも出始めた改造人事で副総理起用説。
恐らく水面下では相当の綱引きが予想されるがやはり、1寸先はやっぱり闇。
今日のお茶
お菓子
海津市 尾張屋昌常 「海辺」
茶碗
こくや 川合修二氏作 三島茶碗
川合玉堂画伯 銘「たそがれ」
天台宗 比叡山 第253世天台座主
山田恵諦師 「無我」