yabusameyamaのブログ

野草を見続けて40年草花にレンズを向けて好きなように写真を撮る

古い手紙見つかる(2)

古い手紙・その前に・・・・・


マイナンバーカード
今日はマイナンバーカードのいわゆる「紐付け」に市役所へ行ってきた。
持してゆくものは「マイナンバーカード・預金通帳・ポイントを入れてもらう電子決済カード」
マイナンバーカードは以前に作ってあったので新たに作る必要はなし。又以前作ったときにポイントがもらえたのでその時に作った毎週買い物に行く大型スーパーの会員カードと銀行通帳を持ってゆく。
手続きは簡単で市役所の担当者がすぐにパソコンでやってくれた。自分で入れるのは3~4回ナイナンバーカードのパスワードの入力と預金口座の番号入力、そして以前作ってあったスーパーのカード番号だけ。女房と二人分で15分もかからなかった。ポイントの入金は今月末締で8月入るようだ。15000円分づつ、二人で3万円分が入金される。
ただ、健康保険証との紐付けは現在同市では2病院しかないので健康保険証(後期高齢者)は今まで通りの物をお使いくださいとのことだった。



祖父への古い手紙


川合玉堂画伯の手紙
祖父は玉堂画伯とは大変懇意だったようで玉堂画伯の手紙が随分残っている。しかし、全部毛筆でなかなか読みづらく1通づつネットを通じ専門の方に読んでいただいている。




内容は以下の通り


拝復梅雨気配
鬱陶敷候処弥々
御健勝之趣欣賀此事
に存上候。此度は堀江氏に
托され珍菓頂戴致
し洵に忝く厚く御
礼申上候。承れば渡辺
家御整理の必要これ
あり候旨誠に痛心至
極に存候。同家御所蔵
の拙作屏風二種は
貴銀行の御所有と相
成候旨幸栄に存候。其
所を得たるものと存候。
此時節御職務上種々
御痛心の御事多かるべく
御推察申上候。随分
御厭ひ被遊御保養
専一に存上候。堀江氏
に托し草々御礼のみ
申上候。尚修二も色々
御高配を忝ふ致し候
旨難有存候。 敬具
つたなき例の長歌
最近ものし候もの
御笑草に御目にかけ候。
御笑留を得ば仕合せ
に御坐候
六月九日 川合玉堂
山崎丈夫樣
御侍史


※ 堀江氏とは玉堂氏専属の画商
※ 修二 玉堂画伯のお子息で洋画家・陶芸家(こくや窯)
※ 渡辺家 十六銀行初代頭取を勤められてた家


渡辺家が傾き整理、所有されてた玉堂画伯の屏風2作が十六銀行の所有になったので安堵してるとの意味。
この屏風のうち1作は祖父が病気で銀行を退任するおり銀行から贈られたが祖父は生前には渡辺家に遠慮があったのか断った。

亡くなった後に父親が受け取ったがあまりにも大作で6曲2
双(高さ1.7m 幅7.2m)所有しても使うことができなく私の知るところでは昭和天皇が来岐された折に御座所に貸出し、岐
阜県立公園ができた折に前田青邨・川合玉堂展が開催された折に貸出の2度だけ。いわゆる死蔵ということ。岐阜市に県立美術館ができることが発表されたたのでいい機会と寄贈を申し出た。今でも時々県美術館で展示される。
松の大木の枝に鷹が一羽止まっている。
図録にも出ている「老松蒼鷹」

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