今日の生け花・その前に・・・・

大河「鎌倉殿の１３人」
前回で義時はついに父親を伊豆へ追放し鎌倉幕府の頂点の２代目執権に就任したところで終わった。

さて、昨夜は？ドラマは何故か飛ばして北条時政役の坂東彌十郎氏、北条政子役の小池栄子さん、北条義時役の小栗旬氏、北条泰時役の坂口健太郎さんそして比企能員役で殺された佐藤二朗さんが出て裏話などを披露するトーク番組だった。
その中で三谷幸喜氏がこのドラマをどう描いてきたか、そして最終回をどう終わらせるかを語った。

次回の放映では鎌倉を守って来た和田義盛と北条義時との間に溝が出来始めそれに三浦義村が加勢。ついに対立し最後は三浦義村の寝返りにより和田義盛は亡くなる。そして成人した２代将軍源頼家の子供が成人出家し公暁と名前を変える。その後、雪の鶴岡八幡宮で叔父にあたる実朝を殺す。
最大の山場「承久の変」経て義時が完全に京都も制圧する。

さて、最終回について三谷氏は「ダークな生き方をしてきた義時にはそれにふさわしい最後を用意している」又「皆の思いを泰時に託す」とこのドラマの最終回への思いを語った。

小栗氏も小池氏も台本を見て驚いたと語られた。恐らく「ダークな生き方」と語っておられるからにまともな最後ではないだろう。前回も述べたが、義時の後妻（伊賀の方）による毒殺ではないかと予想する。
そして、伊賀の変を経て３代執権は泰時が就任。

実際鎌倉幕府が一番安定したのは泰時の時代といわれ明治時代まで続いた武士の時代の武士の法の基本になる御成敗式目（貞永式目）を制定している。
恐らく泰時について少し触れることで三谷氏の言う義時のダークな部分を消して後の安定した鎌倉幕府を予見させる終わり方かな？

今日の生け花
庭で今、いっぱい実をつけているツリバナでもう一つ生けてみる。
今回も掛け花花器、常滑４代目山田常山氏作の「蓑虫型花器」を使う。
合わせた花は庭に咲くベコニアを使う。
くどくならないように実は１つ残しすべて落した。