yabusameyamaのブログ

野草を見続けて40年草花にレンズを向けて好きなように写真を撮る

我流素人の生け花

今日の生け花・その前に・・・・


ツリフネソウ(釣り舟草)
今日は久しぶりに養老山脈 庭田山に生け花の材料を探しに行く。
しかし、まだ暑く秋の花には少し早いようだった。
そんなな中で面白い花を見つけた。車で林道を登っているときに何か赤い花がチラリと目に入ったがそのまま通過。今よく目に入るのはイタドリの雄花。株は多いのでよく見比べると小ぶりで純白とすっきりしたものや少し大振りで花が淡黄色の物まで見られる。白く小ぶりな枝を切ってくる。帰りのツリフネソウの群生を見つけたので少し切ってきた。
ツリフネソウは大変面白い植物で小学生の夏休みの研究課題にはいい材料だろう。面白い課題は2つある。1つはこの花に集まる昆虫の研究をするのが面白い。この花の受粉の構造はマルハナバチなどの花の正面から花にもぐりこむのに適した構造になっているが中にはホウジャクのように花の外から長い吸引管を伸ばして蜜を吸うもの。熊蜂のように距といわれる蜜を溜めるところに直接穴を開けるものなど様々でしばらく観察してると面白い。

もう1つは種である。この種の鞘に手が触れると一瞬に鞘ははじけて種は飛んでしまう。そこで掌でそっと鞘を包み込む。すると掌の中ではじける。掌を開いてみると面白いものが見られる。
種を弾き飛ばすバネが丸まって種と一緒に見られる。




種の入った鞘


掌の中ではじけさせる
丸くなっているのは「バネ」黒いのが種子



さて、登りに赤い花が見られたが帰りに車を停めてみてみたら私自身は初めて見た紅イタドリ(別名メイゲツソウ)だった。きれいな花なので一緒に切ってきた。
紅イタドリの生け花は次回



今日の生け花
今日切ってきたイタドリとツリフネソウを使う。
イタドリは枝に花がびっしりついておりまた葉も大き目でたくさんついている。葉はほとんど切り落とし、花も少なめにした


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