yabusameyamaのブログ

野草を見続けて40年草花にレンズを向けて好きなように写真を撮る

言葉の使い分け

立ち話と会談
日本政府は巧みにこの言葉を使い分けている。
通常「会談」は事前に議題が準備されており、椅子テーブルも準備されて両国の国旗も立てられるのが普通であるが、立ち話は通りかかりに偶然に顔を合わせた時に握手したり挨拶と簡単な会話が交わされる場合に用いられる。
先日NATOの会談やG20の会談に出席した岸田総理はスペイン国王主催の晩さん会出席の前に韓国の大統領と会場へ入る前に偶然?顔を合わせる。ここでにこやかに岸田総理は大統領就任を祝し、韓国大統領は参議院選への激励をしたと伝えられているがこれが偶然であるか事前に両政府の調整であるかは定かではない。しかし、事前調整があったとみた方が自然ではないか。そして政府の発表は両国首脳が「立ち話」をしたと発表。「会談」とは言わない。都合のいい言葉でもある。
もしこれが会談となると政府というより自民党内では大問題となる可能性があるため都合のいい「立ち話」という言葉を使う。
それくらい日本と韓国との間の関係は冷え込んでいる。理由は前政権の時代に日韓条約を否定するような発言、それに伴う徴用工問題や慰安婦問題の蒸し返しによる反日政策をとったことによる。しかし、この問題に新しい大統領は取り組むとしているが国内感情はそんなに簡単ではないようで日韓首脳会談は相当先になるのではないだろうか。
ちなみにアメリカ大統領と短時間でも立ち話しても政府は会談と発表する。

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