yabusameyamaのブログ

野草を見続けて40年草花にレンズを向けて好きなように写真を撮る

我流素人の生け花

今日の生け花・その前に・・・・


NHK番組 「プロフェッショナル」
金曜日夜10時から「プロフェッショナル」という番組がありよく観ている。最近では京の和食職人や鎌倉殿の13人の主役小栗旬氏、舞台ドラマで活躍する藤原竜也氏が取り上げられたが今回は少し違う人物を取り上げた。NHKの放送前のタイトルでは


   神様は、捨てず放らず~焼き肉店従業員・豊島雅信~
「内閣総理大臣でも芸能人でも予約は一切お断り。3時間半待ちの大行列ができる焼き肉店の名物は、「日本一」の呼び声高い牛の内臓肉・ホルモン。豊島雅信(63)は、ホルモンの魅力を見いだし世に広めてきたパイオニア。「ホルモンの神様」と慕われ、文字通り夜を徹し、その個性を引き出すための仕込みに命をかける。幼い頃事故で右指をなくし、仕事のほとんどは左手一本。ホルモンに救われ、ホルモンと共に挑む、人生の物語」 とある。


さて、知る人しか知らない小さなな下町のホルモン焼き屋の店員を取り上げた番組だが、観てものすごく感動した。プロとは何かをこの番組は正に左手1本でお客を満足させる姿と心を引き出す。
子供の頃に事故で右手は親指1本になり、苦しみどこにも就職が出来なかったが親が焼き肉店をやっていたのでその手伝いをやっていたそうだ。しかし、仕事はいい加減で30代後半まで遊んでいたようだが当時は焼き肉でもホルモンと呼ばれる内臓は捨てられてもいいようなもので自分と同じだと感じたようだ。しかし、そこから心機一転し誰もやらない内臓の処理を考えだし、お客に喜んでもらいたい一心で1日十数時間内臓の下処理をする。ただそれだけではなく店内の掃除、トイレに感謝しながら掃除。実に素晴らしかったのは1度も笑顔を絶やさなかった事。
両手が使える経験者でも出来ない包丁さばきを左手1本でこなす。
教えを請いに来た人にも技術が悪くても怒らず笑顔で丁寧に教える姿は実に素晴らしかった。



今日の生け花
先日庭田山で見つけた紅イタドリ(メイゲツソウ)を再度使う。
合わせた花は前回と同じイタドリの白い花。他の花は使わず紅白のイタドリのみとシンプルに。

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