yabusameyamaのブログ

野草を見続けて40年草花にレンズを向けて好きなように写真を撮る

今日のお茶を楽しむ

今日のお茶、その前に・・・・
思い出の花を紹介


第57回目
マタタビ(木天蓼)マタタビ科マタタビ属

マタタビの語源は疲れた旅人にマタタビを与えたら元気が出て又旅を続けられたからとかもっともらしい言い伝えがある。薬効はあるようだがすぐに元気になるとは少し信じがたい。
よく似は話が旅に倒れた人に弘法大師がヒキオコシの汁を飲ませたらたちまち元気なったとにわかには信じられない話とよく似ている。
しかし、昔からマタタビには薬効があり一般には焼酎に漬けるのが一番行われてやり方だろう。マタタビの実は通常は細長い形のきれいな実だがマタタビバエが寄生すると形は崩れでこぼこの実になる。これは生薬では木天蓼(もくてんりょう)と呼ばれて珍重される。
猫にマタタビとはよく言ったもので猫に限らずネコ科の動物には脳を刺激する物質が含まれているので面白い行動を起こす。
以前マタタビを生け花に使ったら花瓶ごとひっくり返された。
仲間に葉がピンク色を帯びるミヤママタタビがあるが猫には効かないという話を聞くが真偽のほどは知らない。

花は下向きに梅の花のような形の花を咲かせる。雄花と両性花がある。




今日のお茶
お菓子
   海津市 尾張屋昌常 「咲き分け」



茶碗
九谷焼 松屋窯 松本佐一氏作
    銀彩草絵茶碗




  日本画家 長谷川朝風氏画
    「紅 梅」


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