我流・素人の生け花
今日の生け花、その前に思い出の花を紹介
第40回目 スミレの仲間 山のスミレを・・・
スミレサイシン(菫細辛)
名前の由来は葉の形ががウマノスズクサ科のウスバサイシン(薄葉細辛)に似ているところからきている。
根はワサビのように太い。開花時には葉は完全に開かない。
又夏の葉は非常に大きく15cmちかくになる。
花は大変きれいで私の好きなスミレの1つ。山の樹林の縁た谷筋の斜面などに見られる。通常は白色から薄紫色の花ではあるがまれにピンクの花をみることもある。生育地は日本列島の北側、日本海側に多く、葉の細長いナガバノスミレサイシンは太平洋側に多い。養老山脈ではナガバで関ケ原より北ではスミレサイシンになる。
花の時期には葉は完全に開いていない
今日の生け花
今の時期はやはり椿が一番使いやすい。庭の白藪椿を使う。
花器は美濃焼伝統工芸士 小木曾教彦氏作の食器 織部手付き
鉢を使う。