お茶の前に
紅葉も実もきれいな庭木を紹介
ニシキギ（錦木）
ニシキギ科ニシキギ属
野生では全国の山に生える１ｍ～３ｍの落葉低木。
枝に顕著な翼があるのがニシキギで翼がないのがコマユミと
大変よく似ている。
花は大変地味だが秋に実が熟すと大変きれいになる。
我が家では玄関に植えてあるが一昨年は木全体にカイガラムシ
がびっしり付き消毒で大変苦労し、また、枯れ枝も随分出た。
作年春には新芽が一斉に出てきたがこれが又厄介で勢いのいい
枝が伸びたのでこの枝も選定せねばならなかった。
しかし、今年、消毒後残った古い枝が回復し赤い実がきれい
につけてくれた。紅葉もきれいだ。

今日のお茶
お菓子
　　　大垣　金蝶園　「深山の錦（こしあん）」

茶碗
　　　美濃焼伝統工芸士　小木曾教彦氏作
　　　　　鼠志野茶碗

書
　「不動如山」
甲斐　武田信玄菩提寺　恵林寺元住職　
　　　　加藤会元師（恵林三光）筆
武田信玄の旗指物（軍旗）　通称「風林火山」

「疾如風、徐如林、侵掠如火、不動如山」
元々は「孫子四如の旗」と呼ばれるもので孫氏の兵法の１節
「故其疾如風、其徐如林、侵掠如火、不動如山、
　　　難知如陰、動如雷霆、掠郷分衆、廓地分利、懸權而動」

其疾如風：　其の疾はやきこと風の如ごとく、
其徐如林：　其の徐しずかなること林の如く、
侵掠如火：　侵掠しんりゃくすること火の如く、
不動如山：　動かざること山の如し、