熱帯夜
熱帯夜という言葉は最近よく聞く。これだけ猛暑日が続くと寝苦しくエアコンなしではなかなか寝られないし、昼間の４０度近い日中の仕事や学校行事で熱中症患者が連日救急搬送され死者も多い。夜も油断できない。お年寄りなどは意外と夜間に熱中症になることが多いらしい。この夜間も気温が高い日を熱帯夜というが調べてみると「夜間の最低気温が25℃以上の日をいう。統計上は夜間だけでなく、その日の最低気温をもって代用することが多い」とある。ではこの熱帯夜という言葉はいつ頃から使われているのだろうか？日本語にはこの言葉はなかったらしい。
昨日の読売新聞の「編集手帳」にこの言葉の語源について書いてあった。
もともとは日本語にはない言葉で気象庁に勤めていた倉嶋厚さんがポーランドで初めて知った言葉らしい。その後この言葉が「熱帯夜」として日本で使われるようになったと。元々はロシヤ語だったらしい。